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Twitter(婚活垢)を辞めるまでの試行錯誤


正確には年数を覚えてないが、約4年前私はスマホ依存症だった。スマホ依存というか、ツイ廃だったと思う。

当時私は婚活真っ最中。婚活アカウントを作成し、婚活仲間と意見交換をしていた。

仲良いフォロワーさんの婚活が上手く行くと嬉しかったし、「今日告白されるかも」との投稿のあとは報告ツイートをワクワクしながら待っていた。

ただ婚活アカウントは楽しいことばかりではない。


人の不幸は蜜の味

婚活アカウントで一番盛り上がるのが、人の不幸話。アプリでデートの約束したけど相手が来なかったとか、彼氏に振られたとか、相手は実は既婚者だったとかそういう類の投稿はいいねやリツイートが増える。

人の不幸は蜜の味という言葉がぴったりな場所だった。

私も人の不幸を楽しんでいたうちの一人。自分の婚活がうまく行ってないのに、人が幸せそうにしているのはやっぱり面白くない。事細かにトラブルをツイートする人が多く、短い小説を読んでいるかのように人の不幸話を楽しんでいた。

一方で人の不幸を楽しんでいる自分が嫌だった。でもツイッターを見る気持ちは抑えられない。何度も何度もツイッターのタイムラインをプルダウンして新しい投稿がないか見続ける日々だった。


彼氏ができてからの婚活アカウント事情

マッチングアプリで彼氏(現在の夫)ができた。他の婚活アカウントよりも結婚に一歩近づいたと余裕が出てきた時期。相変わらず不幸系ツイートは面白がっていたが、前ほどではなかった。

が、違う悩みが出てきた。

婚活アカウントの中には、もちろん彼氏持ちの人や婚約中の人、結婚したけど婚活アカウントを続けている人がいる。中には「こんなプロポーズをされました」とか「こんな胸キュンなことを彼氏に言ってもらった」とか惚気が流れてくる。

そんな惚気や報告ツイートと自分の状況を比べてしまう。

私は彼氏にそんなロマンティックなプロポーズされてない。
私もそんな素敵な言葉を言われてみたい。 などなど

SNS時代の地獄、他人と比べてしまう病。

当時彼氏とは大きなトラブルなく順調に結婚までことが進んでいた。まさにトントン拍子といった感じだった。十分幸せなはずなのに、人と比べてしまう。なんだコレ。自分で自分の首絞めてるの?

本当にTwitterは精神衛生上よくない!やめてやる!と決意した



Twitterを辞めるコツ

こんな負の感情しか生まないTwitterをしていては人としてダメになると思ったので、思い切ってTwitterを辞めることにした。婚活系の投稿に限らず、人の考えがどんどんタイムラインに流れてくるのは心理的にとても疲れる。イラっとする投稿があったり、感動的な投稿があったり、とにかく感情があっちこっちに行くし、情報量が多くて疲れる。


そんな私が行き着いたTwitterをやめるコツ。
それは、少しずつフォローとフォロワーを減らしていくこと。

特に婚活アカウントは鍵垢の人が多く、一度フォローを外してしまうと再申請しないといけなかった。一度外したのにまた申請するって結構勇気がいることなので、思い切ってフォローを外すともう二度とその人の投稿は見なくなる。これを繰り返してフォローする人の人数を減らしタイムラインを静かにしていった。

何度も婚活を励まし合ったフォロワーを断ち切るのは悲しかったが所詮ネット上での関係。思い切ってフォローを外した。


また、ブロ解でフォロワーの数も減らした。(ブロ解わからない人は検索してみて!)フォローだけじゃなく、フォロワーも強制的に減らすのがポイント。フォロワーの人数が減ると自分の投稿に反応が少なくなるので、コメントやいいね来たかなっと何度もTwitter見ることがなくなった。



少しずつフォロー・フォロワーを減らした結果、自分が投稿しても誰とも繋がってない状態ができた。そうするとTwitterを開く意味もなくなり、無理なく辞めることができた。


このTwitter辞める問題。何度も何度も失敗した。Twitterって一度やめても1ヶ月はアカウントを復活することができるので、数日でタイムラインが気になって復活してしまう。これを繰り返しながらなんとかTwitterから脱却できた。


あと結婚して婚活アカウントではなくなったのも大きいかも。結婚しても婚活アカウント界隈に居残って上から目線でもの言う人もいるけど、私はそこまで性格悪くないし(笑)、その界隈への興味が薄れていた。


Twitterを辞めて、いろんな意味でストレスがなくなった

Twitterを辞めていろんなストレスから解放された。

情報や人の意見が頭に入って来なくなったし、話題や流行りに流されなくなった。人の不幸話を楽しむ自分ともおさらばできたし、人と比べることも少なくなった。

夫との楽しい出来事や喧嘩の内容をいちいちツイートしていたが、そんなことする必要なかった。夫と2人で楽しんで共有できればいい。わざわざネット上に書き込む必要はない。


あと、夫に婚活アカウントを見られるかもというストレスもなくなった。もちろん婚活アカウントをしているなんて夫には言ってなかったし、こういう界隈で楽しんでいると言うのは知られたくなかった。

Twitterを見てるときに夫に隣に来られると焦っていた。見られたらまずいと思って不自然に画面を消したり、画面を背けていたと思う。


SNSは使い方次第。上手く使えば気の合う仲間を見つけられるが、女の本性出まくりの婚活アカウントは結構エグかった。あそこから抜けて本当によかったなー。

SNSで悩んでいる人の参考になれば幸いです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。







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