見出し画像

〈実話前世👘11〉会津、仙台、伊勢へと、父の前世の人生を追う

こんにちは、椿あんこです。
クライマックスの手前にあるお話、を、
今回と次回で、書いてしまおうと思います(笑)。

それではいってみたいと思います🙋💕。




⛩️父トシオ、仙台の「自分のもうひとつの墓」を見つける


前回の記事で書いた、
「父トシオの顔と、前世の遠藤嘉龍二の兄、遠藤敬止の顔が似ていた件」により、
父トシオも、自分の前世探しに本腰が入って来ました(笑)。



どこで探してきたのかわかりませんが、
トシオは遠藤家の墓所である、「充国寺」の場所を特定してきました。

今ではスマホのマップも使えるので簡単なのですが、
当時はまだガラケーの時代でした。
父トシオに関しては、その時はインターネットの操作すらしたことがありませんでした😁。



私「へぇ~仙台にあるんだ。
てか、どこで調べたの?(ネットも使えないのに)」

トシオ「白虎隊関係の出版をしている、
会津の出版社に電話して聞いた!(どや顔)」

マミコ「じゃあ、春になったら仙台に行ってみましょう😊」



⛩️現地で調べることがたくさん


父トシオの前世を調べはじめてから、1年半が過ぎていました。

私は暇さえあれば、資料を調べて読み込んでいましたので、
遠藤家のメンバーや、白虎隊の編成などについては頭に入っていました。


しかし、墓石のところにある
漢文みたいな石碑の文字にはまだ読解挑戦したことがありませんでした。


あそこには、何が書かれているのだろう。



そして、郷土史料を調べるには、
地元の図書館の郷土史料室に行った方が豊富に揃っています。
春の会津旅行、そして次の週の仙台旅行は弟ケントも参加し、
墓碑の漢文を読んだり、図書館の郷土史料コーナーで読み込むことがメインになりました。
もはや観光旅行には程遠い、
論文研究のためのような旅でした。




⛩️わかってきたこと

ということで、
春の会津、仙台では、家族の知識を総動員して、墓碑銘の漢文を読解しました。
私達4人、誰も漢文を素読したことなんてありません。
読む語順はめちゃくちゃだったと思いますが、
どうにか意味がわかるレベルに読解するのに二時間かかりました。

お寺の住職さんがみたら、何時間もずっと墓地にいる
不思議な家族に見えたと思います😅💦



その墓碑銘をザックリ紹介すると、遠藤嘉龍二の負傷してからの顛末は、次の通りです。


⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️
白虎隊寄合一番隊の遠藤嘉龍二は、
9月11日に熊倉の戦いで負傷、
10月に青木村で死亡。
当時はまだ会津戦争中だったので、
青木村のどこかに遺体を埋めて、
兄敬止達は
目印になるように石を置いておいた。
そのあと遠藤家は捕虜として会津を離れなければならず、
会津に戻ることができたのは数年後だった。

兄遠藤敬止は青木村で、その目印の石を探したが
見つからず、
仕方がないので、その傍にある似たような石を持ち帰り、
会津の飯盛山の墓所に供えた。

⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️⚜️

と、こんな顛末でした。



⛩️新たな謎


私「嘉龍二って、熊倉の戦いで、熊倉で死んだんじゃないの?」

私「龍子は、負傷した嘉龍二にまた会えたのかな?」


私「青木村の、嘉龍二の石は結局どこにあるの」


私「………………ていうか青木村って、どこにあるの?」

私「嘉龍二の死後は、龍子はどうしていたのだろう。。。」



そんな中、また、マミコのところに、佐一郎の霊が現れました。



佐一郎「マミコ、お伊勢さんに行きなさい。
嘉龍二は、白虎隊に入隊する前に、
皆の心遣いで伊勢まいりに行くことができたのだよ」

マミコ「お伊勢さん!?」



⛩️伊勢まいりに私達が行く意味


お伊勢さんでの私達の旅は、
特に霊的なものはなかったので割愛しますが、
お伊勢さんから帰って来たあと、また佐一郎の霊がマミコのところに現れました。
お伊勢さん旅行の補足説明です。



佐一郎「実は、嘉龍二を白虎隊に出すことを、
一人だけ反対していたのが龍子だよ。
しかし、周りの説得に負けてしまった。
嘉龍二と父親が伊勢まいりに行っていた時、
龍子は毎日冷水をかぶり、嘉龍二が戦で死なないように願をかけていた。
そのせいで、風邪をひいて寝ていたな。」


マミコ「……………😢😢😢。」





マミコ「そうなのね。お父様、教えてくれてありがとう✨」



佐一郎「それともうひとつ。お伊勢さんに、ミルキーがついて行ったよ☺️」



⛩️先月亡くなったチワワがついてきた⁉️


私「え!ミルキーが!!!😭😭😭」


白いロングコートチワワのミルキーは、
先月5月に、6歳の若さでなくなってしまいました。
当時はまだ悲しみは癒えませんでした。
そのミルキーが、私達と一緒にお伊勢さんについてきてくれたと言うのです。



思い当たることがありました。

お伊勢さんのおかげ横丁で、
ミルキーにそっくりの白いロングコートチワワを見つけたのです。

私は撫でさせてもらいました。

撫でているうちに、「ミルキー!」と呼び掛けていたのです。
もしかしたらあの瞬間、
ミルキーはその白いロングコートチワワに入っていたかもしれません😁。

そんな、嬉しいオマケもついていました💖





椿あんこでした。
今日もお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?