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ライバルはLCC…じゃなかった! ビジネスクラスで満喫船旅 @クイーンビートル 【福岡→釜山】

ライバルはLCC!? ビジネスクラスでご機嫌!な韓国船旅に続き、一部、いや大多数!?の先生にお馴染みであろう、チョー・ヨンピルさんの歌謡曲「釜山港へ帰れ」にちなみ、韓国・釜山港への船旅をテーマにお送りいたしております。

ターゲットは2022年11月に就航したばかりの「クイーンビートル」。ライバルに格安航空(LCC)を掲げ、移動時間の長さを逆手に取り、移動時間の過ごし方で勝負する! これまたえりおちゃんの目がキラーンとするお船ですが、前回はなぜあえてこれを選ぶのかについてご紹介したわけですが、今回、よりによってわざわざ追加料金を払って乗っちゃった「船のビジネスクラス」を徹底レポート!!

ちなみに韓国の原曲タイトルにして、日本語版のサビにも使われてる「トラワヨ~プサンハンヘ~  돌아와요 부산항에」は直訳すると「帰って来い、釜山港へ」。これを「釜山港へ帰れ」にしようと思いついた人の才能たるや。ま、いーやw 早速ご紹介いたしますね!​




搭乗手続き~乗船の地点からもうワクワク!

私が乗った便は博多港朝9時発。45~60分前集合が望ましいということで、東京在住のワタクシはお医者さんごっこのあと前日福岡に入り、夜22時すぎにもつ鍋を食べるという香ばしいスケジュールでの前泊。この辺りの「ヒコーキやら宿代やら約2万弱?をどういうものとして消化するんですか?(無駄じゃないですか?)」という方もいると思いますが、結論からすると、私的には無問題です。

もうだって、港についてからすでになんか楽しいんですもの。まず、列に並んで搭乗手続き。

ビジネスクラスの優先手続き、的なのはなかったですが、荷物を預けて云々というのがない分、列が進むスピードが速かったので気になりません。

乗船手続きをしたら、もうすぐに出国手続きです。飛鳥IIの時と同じで、お船は国外扱い、でございますので、消費税という概念がございません。ということで、港にも免税店があります。もっとも、博多名物を釜山に持ち込んでどうするのだ状態でしたので、ここでは何も買いませんでしたが。

いよいよ乗船! クイーンビートル様お目見えです!!

乗船後、荷物ガラガラ引きずりながら、グルグル上がれるような仕掛けになっていて、なんか面白かったです。なんと、内装を手がけたのは豪華列車「ななつ星 in九州」のデザインで知られる水戸岡鋭治氏​​なのだそうです! ビックリ!!

船内を上がりきると荷物置き場になっています。ロッカーや棚がたくさんあり、大きなスーツケースも問題なく収納できてしまいます!

スーツケースを収納したら、ひとまず座席へ。ビジネスクラス席はちゃんとロックがかかるようになってまして、乗船券のこのQRコードがカギ代わりです!

それでは

いざ、ビジネスクラスのシートへ!!

扉の先に広がるのはこんな空間!

ビジネスクラスのシートはAC電源・USBポートを完備したシートピッチ140cmのシートが2タイプ! 事前に座席を指定するか、もしくは乗船手続きの際に座席を選ぶのですが、今回チョイスしたのがこちら「タイプA」お座席。

タイプAは、このように、席ごとに設けられたブースによってプライベートを確保できるのが特徴です。椅子を倒しても後に迷惑がかからない構造です。

こちらで、ひとしきり落ち着いてから、「あるもの」を観るため、出港の時間に合わせて3階の屋外デッキへまいります。


シートベルトいらずの出港~!

で、3階のデッキのお写真、思いっきり撮り忘れておるわけなのですが、なんでまたデッキに登ったかというと、なんかどっかでみたことあるというか、乗ったことがあるこのお船をお見送り、というか、このお船から見送られるため!?だったのです。

あらま、おはようございますww

はい、飛鳥II。実はこの旅行が決まるさらに前に、秋の航路を発表してましたのでねw、この日の夕方、同じく釜山に向かう予定であったのを知ってましたので「あえて」スケジュールをぶつけたと、そういうわけでございます。

ちなみに「あちらのお船」のカジノのおじさん(『【飛鳥IIクルーズ】乗るからには試しておきたいカジノ』参照)には、「朝すれ違うからね!」と連絡していたはず、なのですが、よりによって朝9時なんて、普通に寝ていたみたいです(夜が遅いお仕事ですからね!)。しょうがないので動画送りつけておきましたよ。

「すれ違いの儀式」が終わったら、いよいよ船内お楽しみの時間です。


まずは船内免税店へ!

乗船の際、通りかかって気になりましたので、まずは全乗客共用のスペースに戻り、こちらの免税店へ。

後学のために免税店内を物色。

船名ロゴ入りグッズでしたり、

これまた、懐かしのお菓子!

その他その他、

日本籍船(※1)ゆえ、中身は博多発、日本発のものが大半のようです。「釜山港へ帰れ」の歌詞(※2)のごとく!?釜山で待つ友人やご家族がいる方はありがたいラインナップかも!


◆以下、どうでもいい豆知識◆
(※1)今でこそ日本船籍ですが、クイーンビートルはオーストラリアで造船され、手続きの都合上パナマ船籍で登録されていたそうですが、2022年3月、日本籍に変更しております。
(※2)韓国語版は帰らぬ兄弟を歌ったものですが、日本語版は帰らぬ恋人を待つ色恋物となっております。カラオケでどっちを歌うって? もちろん! 韓国語版です。


ビジネスクラス限定! 特典満載!!

下界をひとしきり楽しんだあとは、再び、ビジネスクラス限定スペースに戻り、スマホを電源につなげながら特別空間を楽しみます。
前回、少しお見せしていたビジネスクラスの特典を今回詳しくご紹介します。

まずは

ビジネスクラス限定アメニティー!

飛行機と同様、おスリッパ!
福岡のお菓子と、ロクシタン!

これだけじゃありません。ビジネスクラスだけの特典、というか特権!?が満載!

自販機のソフトドリンク飲み放題

さらにさらに、

ビジネスクラス客のみ利用できるKIOSK

がございまして、

こちらでは、アルコール各種やソフトクリームを1航海で1人2種までオーダーできるのです!

が、食いしん坊えりお、クリーミーボロネーゼの名に惹かれ、有料のパスタまでオーダーしてしまいまして(笑)。750円。

もちろん、この程度でしたら釜山到着までに余裕で消化されますので、到着後のグルメ行脚には全く影響なしでございます。

あとは飲みながら食べながら、つながったりつながらなかったりな「船のWi-Fi」もあるといえばありますので、ネットがギリギリできたりできなかったり。


釜山港が見えてきますと、ビジネスクラス座席前方、ビジネスクラスの客しか行けない、前方のデッキを解放してくれちゃいます。

釜山港大橋が見えてきましたよ~!

飛鳥IIとはまた違う感覚~!

飛鳥IIでの釜山港入りは大概早朝だったりしますので、こんな真っ昼間に入港するのが新鮮だったりもしました。

ということで、釜山に降り立ち、クイーンビートル様の勇姿を眺めながら、外へ。

港をいったん出たら、直結のデッキテラスから釜山駅へ。

歩いて10分もかかりませんのでね。西門や南浦洞・チャガルチといった釜山中心部にも近いですし、ここからKTX(韓国高速鉄道)とか乗っちゃって各地方に行くもよし!? 空港と比べて市内へのアクセスが便利なのは大きいです。


LCCとの比較だったら、断然船旅!

ライバルはLCC、と謳っているクイーンビートルさんですが、私的にはLCCどころか、東京から釜山へ唯一直行便を飛ばしている「レガシーキャリア(LCCではないやつ)」大韓航空との比較になるかも、説!?笑。
(だって、ここだけの話、大韓航空のエコノミーって…(爆))

福岡グルメも好きな身とすれば、いったん福岡に飛んで、福岡グルメを味わってから釜山も楽しめる! しかもビジネスクラスなのに格安で! 時と場合に応じて、数ある選択肢として大いにアリなこの航路、今後も旅のプランニングが楽しくなってしまうこと間違いなしです!!





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