執筆環境の長期的展望
執筆環境を巡る思索はある程度終了しましたが、最後に長期的視点に立って執筆環境を思索してみたいと思います。
執筆環境の変遷を考える
note記事執筆をしだしてからも、色々と考えるところがあり現在の執筆環境が整いました。
その中で少し気になりだしたのが、
今後のマシン更新があった場合どうしていくべきか
マシン選択の基準はどうすべきか
と言うことなのです。
現在の快適な執筆環境がいつまで保たれるのか?と言うことを意識したのです。
今後、便利になっていく可能性は十分ありますが、便利になりすぎて、単機能のマシンの寄せ集めである現在のような環境が作れるのか?と言うところが心配になってきました。
以前にもお話ししたかも知れませんが、単機能のものは集中してそのものを使いますので、特に執筆のような環境であれば、単機能のものを組み合わせて利用するのがいいと思っているのです。
ネットを使うにしても、CPUパワーにものを言わせて何でも出来るものではなく、ネットを必要なところだけさっと閲覧できるようなもので十分と思っているのです。
今後のマシンの更新を視野に入れて
上記のような動機を元に、今後、マシンを更新するときにどのような基準で更新をしていこうか、と言うことを考えました。
PC環境
現在Windows10のノートPCを使っていますが、このマシンはWindows11には更新できません。
これはマシンがスペックを満たしていないと言うことが原因です。
セキュリティチップが搭載されていないので、これが問題とのことでした。
Windows10は2025年まではMicrosoftがサポートを明言しているので、今しばらくは大丈夫です。
しかし、その後は、今使っているWindowsノートPCはまたubuntu端末にする、と言う方向になると思います。
今使っているWindows10のノートPCは、HDD搭載のものですので、ubuntu搭載をすると、現在ubuntu端末としているノートPCのSSD搭載のものより少しパフォーマンスが悪くなるかも知れないな、と思っています。
現在のubuntu端末はCPU能力がほぼ限界まで使っている状態なので、こちらもそろそろ限界。
ここ3年以内に上記のようなことが起こると思います。
今度ノートPCを買うときは薄型・軽量のものを買いたいな、と思っているのですが、込み込み10万円を超えないものを個人的な基準としているので、普通の少しごついものしか購入できないのでは無いかと思います
。
普段は持ち歩くことはほぼ無いので、これでもいいと思いますが、SSDの搭載されたものにしようと思っています。
どちらにせよ、こちらの方はなすがままに、その時の予算に合わせて、ある程度決定は可能と考えています。
タブレット環境
結構問題になるのはこちらではないかなと思います。
Androidの8インチタブレット(縦長のもの)を長年愛用していて、以前の記事に書いたかも知れませんが、現在の前はNexus 7(2013)、現在はHUAWEIのMedia Pad M5 (8.4inch) を使っています。
こちらもだいぶと能力不足が気になるところです。
後、Androidのタブレット系アプリの開発が滞っているに近いような状態のものも多く、こちらはOSから選定する必要があるかも知れません 。
iOSのタブレットであればiPad mini一択になると思いますが、あまり食指は動きません。Androidで使っていた有料ソフトはすべて乗り換えになりますから(置き換えになるものもあると思いますが)、結構なコストが発生しそうです。
Windowsタブレットを見てみるかも 知れませんね。
フォームファクタは7~8インチの縦長のものにしたいと思っています(今使っているひらくPCバッグのポケットはこれ用のポケットがありますので)が、現在でもよさげなものは少ない(ほぼ無い)ようです。10インチのタブレットまで拡大して選択をする必要があるかも知れません。
この記事を書くために、当該製品のスペック確認のためホームページを確認したら、なんと、サービス終了日が2022年4月30日 になってました。
と言うことは近々買い換えが控えていると言うことですね。
ポメラ
現在のポメラDM200で十分な感じですが、物理的な故障が出てきたりすると買い換えが必要になると思います。
これは今のところなさそうですが、後継機種も出るようですから、そちらをぽんと購入で逃げられそうです。
執筆の一番基本的なところはこれからも一番問題がなさそうです。
Kindle電子書籍専用端末
メインで使っているのはOasisですが、今のところ後継機種が出そうな感じはなさそうです。
出ても、フォームファクタの大きな変更がなさそうです。
こちらも大きな問題が起こりそうではないです。
電子機器を使う悩み
電子機器を使うと言うことは、ある程度時間がたつと、(アナログ系のものに比べるとかなり)使い物にならないと言うことが出てくるのがつらいところです。
紙と万年筆でノートをつくっている場合は、このような問題はほぼ起きないでしょう。万年筆は駄目になるまでにかなりの時間がかかりますし、駄目になっても次のものを買うことはそれほど難しくありません。後継機種もすぐには出てこないので(ものによっては何十年も基本的には変わってないものもたくさんあります)すすっと、乗り換えも出来ます。
電子機器の場合は、OSのバージョンアップやこの頃であればインターネット上の特定のサービスを使えるようにしているものもあります。
ネット上のサービスに依存した機能であれば、それらのサービス内容が変わったら使い物になら無い機能が出てくる場合もあります。
このあたり、どこまで対応するのかが難しいですよね。
現行ポメラが電子機器にしては異例の長寿命機になっているのは、おそらくインターネット接続機能のうち非常に基本的なサービスのみに注力しているからでは無いか と思うのです。
ここのところ話題にしていた、アップロード機能はメールの送信機能ですが、ネットを利用するという意味では一番基本的な機能でみんなが使っているものなので大きな仕様変更も少ないのでは無いかと思いますし、もし仕様変更が出ても下位互換が確保されている場合も多く、なんとか使っていける場合が多いでしょう。
ポメラsyncについては、GMailの機能が変わってしまったら、使えなくなってしまいます。
なので逆説的な言い方になりますが、ポメラにおいては今後の新しい機種でもアップロード機能だけで十分 なのかも知れません。
まとめ
今後の執筆環境について思索してみました。
思索途中で、今現在使っているタブレットがそろそろ買い換え時期になっていると言うことに気づきました。
電子機器を使っている限りは執筆環境は常にある程度流動的になってしまうことが分かりました。
いかに今の環境を保つか、と言うことも大事なことだと痛感させられました。
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