旅の回想 イタリア🇮🇹 2005 ②
2005.8.6-8.13
フィレンツェ
朝早くフィレンツェ郊外のホテルから市街地へバスで移動。フィレンツェも街中が世界遺産の街です。朝日と早朝の綺麗な空気が感じられます。
最初に向かったのはウフィツィ美術館です。外観もすごいですけど所蔵品も大変なものです。ルネサンス時代のフィレンツェの支配者メディチ家が集めた美術品が多数展示されてます。レオナルドダヴィンチ・ミケランジェロ・ラファエロなどの絵画数千点が展示されてます。
ツアーで一緒だった「何となく私たちより少し年上の仲の良さそうな夫婦」は実は美術教師でここの所蔵品を見るためにツアーに参加した…というほどの美術館らしいです。
ヴェッキオ橋。ヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿を結ぶ橋です。橋の上に店舗が建ち並ぶ変わった橋です。フィレンツェで唯一、第二次世界大戦でも破壊されなかった橋です。
シニョーリア広場とヴェッキオ宮殿。
天気が良くて少し暑い。ですけど、日陰に入ると本当に涼しい…湿度が低いので夏でも過ごしやすそうです。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)です。これがまた巨大な建築物。高さ100m以上あるそうです。
ただ、茫然と見上げてしまう、ドゥオモの雄姿…この色味・この構造でこの大きさは本当に異常な建築物と表現してしまう…
自由な時間があったので街中散策です。周辺は雰囲気良く店舗が建ち並んでいます。とにかく色に統一感があります。
自由時間が終わり、広場に集合…そうしたところ、「添乗員さん。お父さんが迷子になりました」と”何となく家柄の良さそうな女子高生”…
2・3分でお父さんやってきました。はい。お父さん自身はおそらく迷子になったという認識はありません。ちょっと面白かったです。
ナポリへ移動するために駅まで歩きます。
サンタマリア・ノヴェッラ教会。
15世紀に建てられた教会です。
サンタマリア・ノヴェッラ駅とユーロスター。
添乗員さんによるとイタリアでは列車遅延は当たり前。日本が異常なくらい正確だと…7分遅延…かなりラッキーだと言ってました。
フィレンツェからナポリへ移動してます。車窓からの風景。
穏やかな風景を見ながら移動していると「添乗員さーん!!」とまた”何となく家柄の良さそうな女子高生”…何やらイタリア人に絡まれている。どうやら指定席をイタリア人が勘違いしていたようで。添乗員さんが話をして事なきを得る…英語じゃないから本当に何言ってるのかサッパリわからないので怖いですよね…
約3時間の列車の移動…車窓を見ているだけで幸せです。
ナポリ 〜 カプリ島
バスに乗りホテルまでやってきました。まだ外は明るい…しかし、添乗員さんによると「ナポリは危険な街なのでなるべく勝手に外出しない方が良いです」とのこと…
何かあってもいけないので、言われた通りホテルで過ごしました。
翌日。この日は楽しみにしていたカプリ島。青の洞窟観光です。
高速船でカプリ島へ移動します。1時間弱で到着します。
カプリ島の風景です。到着したのはマリーナグランデという場所です。
この島には青の洞窟に行くためだけに来たような感じでした。しかし素晴らしい風景の島で、ゆっくり探索してみたかったです。
すぐに小型船に乗り換え、青の洞窟に出発です。
風景を見ようと船尾に出てみると、このような感じで手漕ぎボートをロープで結んで付いてきてます…ちょっと面白かったのです…
青の洞窟付近に到着。国の観光客たちを色んなツアー会社が連れてきているのか洞窟周辺はこんな感じで賑わっています。
こんな感じで入口が狭いのでボートに寝そべって入ります。夏じゃないと入れないことが多いのは海が荒れるとこの入口が塞がってしまうからなのでしょう…
ボートに揺られひたすら順番が来るのを待ちます…
30分くらい待ったでしょうか…景色が良く、気候も爽やかなので楽しいばかり…
入りました…幻想的な青。洞窟内は真っ暗。入口からの明かりで水面が青く輝いているように見えます。思ったより中は広いです。
空洞内をくるっと一周して終了です。
島の周囲を遊覧しました。とにかく岩が特徴的なのと、水がエメラルドグリーンで綺麗です。
ナポリに戻りました。
ポンペイ
ナポリ郊外にある遺跡です。ここは、世界史の授業で習っており印象深かった場所です。
約2000年も前に、ヴェスヴィオ火山の噴火による火砕流に飲み込まれて一夜で埋もれてしまった街の遺跡です。18世紀に発見されるまで忘れ去られていた街です。
青空の下、広大な街の跡が広がっていました。
2000年近くも前のものが、これほど残っていて、火山の噴火で忘れ去られていたなんて、信じられない話です。火山も結構離れた位置にあり、大変な規模の噴火だったのだろうと想像できます…
最後の滞在地、ローマへ移動します。
…つづく🌱
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