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中居くんの記者会見とパーマン

『誰も誉めなくても私だけは知ってるよ。君が偉い奴だって事を。』

これは、藤子不二夫の漫画『パーマン』の中で、パーマンがバードマンから言われた言葉。パーマンをやめようとしていた主人公が、結局、困っている人を助けに行かずにはいられなくなり、ついに救いに行く場面で言われた言葉。

誰からも『評価されない』ことを『選択して』行動にうつすことが必要なときがあると思う。その行為は、きっと、人の成長に繋がるものではないか、と思う。

中居くんがジャニーズ事務所を退職する記者会見について、、

『今回の決断に対しての後悔はないかという質問が飛ぶと、「間違った判断をしてしまうことはあると思うし、後悔する決断があってもいいのかなと思う」と返答。「後悔すると分かっていても飛び込まないとけない瞬間は、人生で1、2度はあってもいい。そこに踏み入れる勇気、後悔も受け入れることも大事だと思う」としみじみと明かした。』

という記事がありました。

後悔するとわかっても、それを『選択』せざるを得ない選択とは、本人が後悔する選択なのだから、他者から見たら、必ずしも『評価もされない』ものかもしれない。でもそれは本人にとって大きな意義がある場合が多い、のではないかと思う

私は平凡なサラリーマンなので、評価されたいし認められたい。承認要求も人一倍ある。

評価されることが成長に繋がるんだと思ったときもある、私はそんな承認要求の塊だし、忙しいときは、短絡的に考えてしまい評価されることに執着することもあったと思う。。もう40歳をとっくに過ぎるのに、ロスジェネだからこんな考え方をしてたのかわからないが、改めて考えると自分が情けない。

パーマンの言葉にも通じるけど、、

誰からも『評価されない』ことを『選択して』行動することは、成長へのプロセスになりえるんだと、そんな思いが、心の奥底からプカプカと浮かんできた。

最近読んだある人のnoteにも似たようなことが書かれてたので、プカプカと浮上するスピードが実に早かったです。。ありがとう。

極端な例だけど、藤子不二夫さんの闇漫画、、
『カイケツ小池さん』や『ウルトラスーパーデラックスマン』のようになってる人、いませんか?

私は少しだけてすが、なっていました。反省。。。

知名度がない『カイケツ小池さん』、『ウルトラスーパーデラックスマン』という漫画を例にだしましたが、知らない人は、ぜひ、この二つの漫画をネットで調べて頂きたい。パーマンを描いた藤子不二夫の漫画だと思えないブラックユーモアたっぷりな作品で、これはこれでいろいろと深く感じるところがあります。

特に、巨大な力を持ってしまうことで、誰からも恐れられて、誤った考えを指摘する人がいなくなってしまう主人公の境遇とそれ故に歯止めが効かなくなる傍若無人に振る舞ってしまうその様子が、、

経験を積む前に権力と素晴らしい肩書きをもってしまった官僚、外資系コンサルのパートナー、若手政治家、若手経営者等のその様子と、、個人的には重なるところがあるな思い、ゾクゾクっとしました。

ちなみに、前者の『カイケツ小池さん』は『デスノート』にインスパイアを与えた漫画だと個人的に思ってます。

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