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写ルンですレンズで作る 3
写ルンですには、レンズが一枚入っています。これをほかのカメラに移植する計画です。
前回
ライカスクリューマウント(LTM)の、L39(M39)マウント(以下Lマウント)について調べました。
Lマウント続き
自分の行動範囲内で一番詳しそうなお店へ行ってきました。Lマウントレンズは丁度無いとのこと。絶対数も少ないし、しゃーない。で、お店の人と話をしていたら気がつきました、フィルムの引き伸ばし印刷に使うレンズがLマウントであることに。写真部の部室にいくつかそのレンズがあるので、測定できそうです。よっしゃ。
分解してみた
写ルンですを分解しました。そこまで難しくありませんでした。やり方を知りたい人はググるか、ヤフるか、Duckるか、ビングるか、まあ、何かしてください。念のために言うと、分解を推奨しているわけではありません。個人の責任で行ってください。分解して組み立て直すと、部品同士がグラグラします。必ず使い切ったものを分解しましょう。
絞り
絞りは、できればオリジナルのものを使いたいです。分解すると分かりますが、絞りの部分と、レンズの部分は連続しています。そのため、レンズのみを使っても、絞りも同時に使っても、3Dデータ制作の難しさは変わらない気がしています。一点、懸念していることがあります。マウント面からレンズの位置まで距離が$${(32-28.8=)}$$3.2mmしか無いことです。
(注:レンズの焦点距離は32mm、Lマウントのフランジバックは28.8mm)
レンズのねじ込み部分はこの長さに含まれていないので実際はもう少し余裕がありますが、それでも写ルンですの絞り部品に加工を入れないと、Lマウントから部品が飛び出ることになりそうです。削る加工が必要そうです。
長さ調節機構、大変
レンズ内に長さを調整できる機構を作ろうとしています。アイデアはいくつか浮かんでいるのですが、製造に精度が求められるものと、組み立て難易度が高いものと、細かく調整できないものなので、まだ書きません。
レンズの位置、何処
写ルンですのレンズは、一枚構成でf=32mmのため、センサーとレンズの距離が32mmだ、と一回目で書きました。これは理想のレンズの話で、実際にそうであるとは限りません。レンズの位置を何処に合わせれば丁度よくなるのか、一度試作をする必要がありそうです。
終わりに
やっぱり試作は必要か、うぬぬぬぬ。
現在の使用額
これまで 4000円
写ルンです x1 1890円
合計 5890円
残り予算 9110円
ついに残り予算が4桁に
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