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写ルンですレンズで作る 2

写ルンですには、レンズが一枚入っています。これをほかのカメラに移植する計画です。

前回

少し高めの理想を立てました。

マウントアダプタ

写ルンですレンズをL39(M39)マウントにする予定なのですが、そのマウントのカメラは持っていないので、マウントアダプタを買いました。K&F ConceptのM39-NIK Zです。レンズに長さ調節機構を付けるので、たとえ他社製品が、違うフランジバックであっても大丈夫でしょう。自分は、Zマウントのカメラを持っていないのですが(え、何を持っているかって?えふだよ、えふ。)、諸事情により、次カメラを買うならZシリーズと決まっているため、先行投資のつもりです。

L39(M39)マウントの仕様について

これはねじ込み式のマウントです。インターネットで調べたところ、いろいろな数値が出てきました。ちなみに、ライカスクリューマウント(LTM)の意味でL39(M39)マウントと書いてます。

  • マウント径が39mm説と$${1\frac{17}{32}}$$inch(≒38.89mm)説

  • マウント径が外径説と内径説

  • ねじのピッチが$${\frac{1}{26}}$$inch(≒0.977mm)説と1mm説

  • ねじ山の角度が55度説と60度説

マジかよ…(絶句)
計算上、ねじ山の高さが0.51~0.57mm、マウント内径が38.32~39mmまであり得ます。
自分のマウントアダプタを見てみました。まず、マウント内径について。ノギスではかると、38.3mmでした。そして、ピッチについて。M3ねじ(ピッチ0.5mm)とM6ねじ(ピッチ1mm)とかみ合わせた結果、なんかかみ合いにくい気がしました。ちなみに、Myノギスの最大許容誤差は、±0.1mmらしいです。
なんだか、どれもあり得そうな気がしてきました。レンズで詳細を確認することにします。お店にお願いして測定させてもらわないといけないなぁ…

参考にしたページ

すべてWikiです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88

https://en.wikipedia.org/wiki/M39_lens_mount

https://en.wikipedia.org/wiki/British_Standard_Whitworth

終わりに

フォーサースマウントは、オープン規格と名乗っていますが、検索しても規格の詳細や規格書が出てきません。自分の探し方が悪いのかしら。詳細が分かっていたら、マイクロフォーサースで作っていたのに。

現在の使用額
発掘した写ルンです x2 0円
マウントアダプタ x1 約4000円
合計 4000円
残り予算 11000円
足りるかなあ

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