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やばいを使うの禁止


使い勝手がいい単語は極力使わない。
やばい、素敵、凄い、
西任暁子さんが著書にて
素敵はオールマイティな言葉と書かれていて
確かに!と思った。
その後、やたらめったら乱用した。
結果どうなったか?
思考停止になってしまった。
脊髄反射的に使うようになり 
何か適当に褒める時には
気がつくと「素敵です!」と口にする。
ふと、思考が浅くなってる事に気づく。
軌道修正。これはあかんわ。
素敵を分解して文字に起こす。
脳に負担は掛かるけど、
脳がシュリンクしていくよりマシだと
自分に言い聞かす。
同じように「凄い!」も極力避けたい。
因数分解して言葉を探し当てる。
そして最たるものが「ヤバい!」
喜怒哀楽で使える「ヤバい!」は
使い勝手が良すぎるWord。
言いたくなったら、書きたくなったら、
一瞬立ち止まる。
いやいや、もっと適切な言葉があるはず…
「おまえ!手を抜くなよ!」
「探してみたらええやん!」
「手抜きの文章が人の心に刺さるわけないやろ!」
って自分自身のコーチが叱責する。
類語辞典を使い倒す。
腑に落ちる単語を見つけ出す。
読み手に伝わるかどうかは読者次第。
いや、伝わらなくてもいい。
難産で生まれた文章は
唯一無二の文章となり
書き手の文章となる。
個性のある文章となる。
誰が書いてるのがわからない
顔がない文章なんて書く意味ってある?
ってことが【三行で撃つ】を読んだ感想。

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