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序章

出会いは成長の種

「出会いは成長の種」というケツメイシの曲が凄く好きです。

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このアルバムの1曲目に「出会いは成長の種」という曲があるのですが、この曲の歌詞の一部に「これまでの人生これからも生きて、出会う人が俺を変えるだろう。次あえるだろうまさにその人が、俺をまた成長させるだろう。」や「君と出会いあなたと出会い、君に学びあなたに学びを、僕は君からあなたから貰って、今の僕がいる」という言葉があります。
凄く哲学的で心の琴線に触れるというか、、、魂が震えます。

計画的偶発性理論とのリンク


出会いは成長の種は、計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)の考え方に凄くリンクするなと。

簡単に言うと、『チャンスを掴むためには、偶発の出来事が起こるのを待つのではなく、みずから引き起こすべく行動することが重要である』という考え方です。

『好奇心・持続性・楽観性・柔軟性・冒険心の5つを意識して行動をすることで、「良い出会い」や「チャンス」を掴むことができ、キャリアアップを見込める』という理論(スタンフォード大学・ジョン・D・クランボルツ教授)なんです。

こちらをふまえて出会いは成長の種の歌詞をみてみると以下の気づきがあります。

1. 偶発的な出会い
歌詞中での「出会い」は計画的ではなく、多くの場面で偶然のものとして描かれています。これらの偶然の出会いが、後に主人公の成長や変化の原因となっています。

2. 学びと成長
主人公は出会った人々からさまざまなことを学び、それが自身の成長や考え方の変化に繋がっています。「友から学んだ 助け合い」や「わが子に学ぶ 親のありがたみ」など、出会いからの学びが強調されていますよね。

3. 良い出会いと悪い出会い
歌詞中で「良い奴ばかりでないだろう」「嫌な奴ばかりでないだろう」というフレーズが繰り返され、全ての出会いがポジティブであるわけではないが、それぞれの出会いが価値や意味を持ち、その人の人生に影響を与えていることを示唆しているのが分かります。

4. 未来への展望
「これからも人生」「次会えるだろう まさにその人が」という部分で、未来の出会いも主人公の成長や変化に影響を与えるであろうとの期待が込められています。

この歌詞を通じて偶然の出来事や出会いを積極的に受け入れ、それを自らの成長や変化の契機として活用する考え方が強く表れています。

この計画的偶発性理論の行動は、成長や学びだけでなく、行動した人に対して「幸福感」も与えてくれると思うんです。

フォレスト・ガンプ

映画だとトムハンクスの「フォレストガンプ」も計画的偶発性理論に基づいた行動だなと思います。1994年に公開されたアメリカの映画で、フォレスト・ガンプは知的障害を持ちながらも、彼の純粋さと母親の愛によってさまざまな偉業を達成していく男の人生を描いた物語です。

彼の話にはアメリカの歴史的な出来事や文化的背景、そして彼の愛するジェニーとの関係が織り交ぜられており、フォレストが体験した出来事はしばしば実際の歴史的事件と結びついています。映画では彼がベトナム戦争に従軍したり、ピンポンの選手として中華人民共和国を訪問したり、シャンプー業界に参入したりする様子が描かれます。

この映画には、人生の偶然性と計画性が交差する瞬間がたくさん含まれているなと。偶然の出来事を上手く活かして意図的な行動に変えていっているなと。

1. ベトナム戦争
フォレストは軍に参加し、ベトナムでの戦闘中に仲間を救出しました。偶然の出来事に対する彼の直感的な行動ですがが、それが彼に英雄的な評価をもたらしました。

2. シュリンプボート船長
フォレストは、戦争でのババとの約束を果たすためにシュリンプの漁業に挑戦します。当初はうまくいかなかったが、ハリケーンの後に唯一生き残ったボートとして大成功を収めました。これは偶然の出来事を利用して成功につなげた好例です。

3. ランニング
ジェニーとの別れを乗り越えるためにランニングを始め、その結果、何年もアメリカを横断するランナーとして有名になりました。彼の走り始めは偶発的なものでしたが、それが彼の人生の新しい章を切り開きました。

これらのシーンは、計画的に行動した結果ではないものの、彼の直感や純粋さによって偶発的な出来事がポジティブな方向に進展する様子を描いています。

私の人生はこんなに壮絶ではないですが、このようにどんな時も走り続け、愛し続ける人生は素敵だなと。


この考え方に基づく行動は、私の人生にどんな良い影響を与えてきたのか

あと7ヶ月で30代が終わるので、これまでの私の人生においての計画的偶発性理論に基づいた行動で、『どのような「出会い」というチャンスを得てきたか。また、その中の出会いや交流の中でどう成長をしつつ、幸福感を与えて貰ってきたか。』という観点で、今までの人生を振り返り、そしてこれからの40代の未来をこれからを想い描いてみようと思います。

最愛の息子と(撮影:妻)

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