民泊ホスト経験から得られる6つのコト
2015年から2017年までの3年間、民泊ホストをやっていました。民泊ホストをしてきたことで得られたコトのは、何にも変えることができない体験でした。
宿泊場所を提供したはずなのに、沢山のことを与えられていました。今ではこの経験は、僕の宝物です。
1.きっかけ
上海に駐在していた2014年の秋頃、社会人の大先輩でずっと可愛がってくれているシンヤさんから国際電話がはじまりでした。
『ゆうじ、面白い話がある。民泊なんだけどやってみないか?』
それから民泊とは何か?airbnbとは?を調べ、翌年3月末に日本に帰国した後、すぐに両親からの承諾を得るためにプレゼンをし、準備に取り掛かりました。
2.受け入れの手順と拡大の仕方
5.6月と地道に準備を進め、7月から実際に受け入れを始めました。日本人をまず受け入れて、その後中国人、台湾人と中国語圏の方々の受け入れまで広げ、次に英語圏、最後にその他の方々を受け入れる感じで段階的に広げていきました。毎日が楽しくて、気づいたら約3年経っていました。
3.何故続けられたか?
答えは簡単。続ければ続けるほど、
人生が色々な意味で豊かになったからです。
4.要因
要因は6つあります。
①新たな出会いの機会
半年もすると利用者の8割が訪日旅行客になり、様々な国の方と友達になることができました。時には地元の仲間との飲み会に連れて行ったり、花見や六本木の展望台に観光に行ったり、民泊の家で夜中まで一緒に飲んだりをしました。
②外国語を使う機会
交流の機会が増えることで、日本にいながら英語、中国語を使う機会が常にある状態になりました。
言語は得意な方ではありませんが、一定程度の語学力があればコミュニケーションは取れました。
通じない時は、Google先生を使えばお互いに理解し合うことができました。
③リアルな市場動向把握の機会
利用者の予約確定前の質問や交流の際の要望などから、訪日旅行客のリアルなニーズを把握することができました。実質的に無料で日々インタビューをできる機会となりました。リアルな市場を把握するには最適でした。
④親とのコミュニケーションの機会
親からの賛同を得て始めた為、色々協力して貰いました。会社の仕事でどうしても帰れない時は、かわりにチェックイン対応とおもてなしをして貰いました。
また、部屋掃除も手伝って貰いました。
そんなことを一緒にすることで家族との会話も更に増えていきました。比較的に昔から会話はする方だけど、共通の話題となるのでもっと話すようになりました。次はどこの国から誰が来るよーなど。
⑤新たな稼ぎの確保
会社員ではあるけれども、自らの取り組みで収益を得ることを経験できました。ゲストが喜んでくれれば、喜んでくれるほど、評価があがり沢山の問い合わせがくるようになりました。
⑥おもてなし力の向上
様々な手法を活用して沢山の人に喜んでもらいました。時には家でけん玉ゲームをしました。時には、生まれた僕の街を一緒に散策して、案内をしました。
他では体験できないことを提供すればするほど、YUJIの家に泊まって良かったと喜んでくれました。
特別な体験の提供です。
この経験を通じて、様々な人と出会い、出会いに感動し、時には別れに涙をし、親とも最高の時間を共有することができました。
色々な事情があり今はやっていませんが、民泊を通じて得たコトは、自分自身にとって本当に掛け替えのない経験となりました。また、世界中に友達を作ることができました。
2019年もあと少し。東京オリンピック、パラリンピック2020が近づいています。来年は、今までよりもっと沢山の人が日本を訪れるでしょう。
最近は民泊ホストのみならず、体験ツアーのホストになることもできます。ボランティアという手段もあります。
皆さんもこの機会に是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
仕事に活かせることもあるはずだし、そうじゃなくても沢山の学びや発見があります。感動だってします。
何よりも自らの人生が更に豊かになるはずです^ ^
ケツメイシの歌にもあるように、
『出会いは成長の種』だと思います!
人生を最高に旅せよ♪
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