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デブサミで「日本にJoy,Incを創る!」という話を聞いてきた

Developers Summit 2020の2日目に参加してきました。聞いたのはクリエーションライン株式会社の安田社長によるセッション。というか、これだけのために来ました。

このセッションのゴールは、文化を変える孤独な挑戦に、勇気と元気がもたらせること

書籍のJoy, inc. は以前に読んだことがあって、いい本だと思ったものの、実現するのは難しそうだなあ、とも思っていました。なぜかと言えば、実行に勇気がいるんですよね。冷ややかな目と声が思い浮かんでしまうというか。理想的だけど、遠すぎる物語のような。

それを実行されている話がデブサミで聞けるとのことで、これは是非聞いてみたいと思って他の取締役も誘って一緒に参加しました。冒頭で「このセッションのゴールは、文化を変える孤独な挑戦に、勇気と元気がもたらせること」と話されていて、やはりこのセッションを聞きに来てよかった、と思いました。実現できているとは言えないけど、挑戦を続けている人たちはそれなりにいるのでは。私を含め、そんな人たちに勇気をもらえる言葉だった思います。

2013年はどん底だった

7年前の社内の雰囲気は、

社内の雰囲気は暗く、楽しくない。 炎上しているプロジェクトも遅くまで帰れない人もいた。チーム間のコミュニケーションがなくて、みんなばらばらの方向を見ている。社員が会社の悪い噂をSNSに投稿することもあった。

と、どん底だったそうです。想像するだけで胃が痛くなりそうです。でも、率直に悪かった時期のことを言えるのっていいなあ、と思いました。

2015年に進捗会議から全体会議へ

2015年までは進捗会議をしていた。全部のプロジェクトを共有して、コラボレーションが生まれないか、を狙っていたが、月曜日の朝一から暗くなる会議となっていた。そこで、自分が話したり、新しい技術の話をするようなものにバージョンアップして「人生をよりよくするために」「クリエーションラインでの仕事をより楽しくするには?」と伝えるようになった。最初は、響かなかった。でも、一生懸命続けた。すると、高いモチベーションの社員が支援をしてくれるようになってきた。

Joy, inc. と出会う前の話ですが、経営トップにこの姿勢と実行力があることが、今の文化と業績が右肩上がりになっている理由なのだと思いました。Joy, inc. を読むだけでは変わらないのでしょうね。

2017年〜2018年 Joy, Inc.とRichardさんとの出会い

2017年に書籍「ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント」に出会い、感銘を受けられたそうです。そして、2018年1月にこの本の著者であり、Menlo Innovations CEOでもあるRichard Sheridan氏がRegional SCRUM GATHERING Tokyo 2018で講演をするために来日することがわかり、その講演を聞きに行かれた、とのこと。その時の講演内容は下記のログミーに残っています。書籍の内容の要約のようでもあり、写真が豊富でよりイメージしやすいものになっています。

日本のJoy, Inc.になりたい

Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2018の講演で一番印象深かったのは、Richard さんが「とても嬉しそうに会社のことを話していたこと」だったそうです。そして「ぼくはこんなに嬉しそうにクリエーションラインのことを語れるだろうか」と自問自答され、「語りたい」という想いを強くされました。
そして、週明けの全体会議では「突然ではありますが、全体会議のやり方を大幅に変更することにしました。理由は、もっと楽しく仕事をしたいから」と宣言をされ、お互いを知るためにメンバー約80名全員でリレートークを始められたそうです。
ワークコラボレーション・レビューによる「チームワークの7段階」の定義がありますが、レベル1は「知っている」状態です。このリレートークはレベル1を実現するために実施されています。

2年間継続実施されているWeekly 朝会はレベル2の「話をする」状態、雑談はレベル3の「理解する」を意識されています。レベル3の雑談は単なる雑談ではなく、20回以上実施され試行錯誤されている様子が以下のブログから窺えます。

ぼくらのJoy, Inc. ジャーニー(未来編)

こんなことも話されていました「数字が全て、という人がいます。文化をよくしたら、利益は上がるのか?と」
これ、私も言われました。その他、カルチャーって言葉好きですよね、とか。過去形じゃなくて、現在進行系ですが。毎年地道に売上は上がり続け、財務状況も昔に比べると随分と良くなっているのですが、まだまだ実力もインパクトも足らないのだと思います。
しかし、クリエーションラインは、今では「会社の文化がよくなる=良い成果が生まれる=会社の業績がよくなる」を実現されています。
そして「日本のいろいろな会社(チーム)にJoy, Inc.の文化、働き方(XP)を広めていきたい」とのこと。弊社も将来は広められた会社の1つになりたいと思いました。
資料は公開されていますが、何よりもパッションを感じられた講演だったのが、とてもよかったです。Togetter を見ると、同じようなことを感じた方は多かったようです。挫けそうになることばかりですが、明日も頑張ろうと思いました。


【PR】 2018年には弊社社員もデブサミに登壇していました

(Joy, Inc. とは関係ありません)
もう2年前になりますが、弊社社員もデブサミに登壇しておりました。また来年あたりに誰かが登壇してくれるとよいな、と思っていますが、まだ予定はありません。



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精巣がんサバイバー。2010年8月手術、BEP療法2クールの後、寛解。株式会社エーピーコミュニケーションズ取締役副社長。2012年に中央大学大学院修了(MBA/人的資源管理専攻)。主な事業はIT基盤構築・運用、Web系のアプリ開発。NLPマスタープラクティショナー。
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