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【栃木(那須前編)】♪ちんちんドンドン♪珍道中日記♪

▶︎始まりはいつも雨ならず、始まりはいつも急。


GWどーすんの〜GWどーすんの〜とずっと言ってたんだけど、一応どっか行きたい熱はあって、旅行会社に行ってはみた。
だが、どこの旅行会社も予約制で、唯一当日大丈夫だったJTBもお昼に行ったら夕方まで枠が空いてないとのこと。

・・・・・。
バッキバッキに折れ〜♪何を?心をだよ〜(Ⓒハイキュー/天童覚)てなわけで夫婦、半ば諦めモードに。
世の中、今回のGWは予想以上にみなさん大移動らしい。

ということでGW前半はホテルビュッフェに行き、後半はGW直前にぼんやりイキスギさんのTVを見ていた私が、ぬまるねこを見たいという啓示の元、栃木旅行へ行くことに。
ぼんやりTVを見ていたので、動物園にいるのはわかったのだが、さて栃木に動物園はいくつあるのか。

検索しただけで、5つあった。

とりあえず那須だな、ということで那須に行くことに。
昔いった群馬サファリパークは楽しかったので、旦那もいいんじゃないか、と計画が建てられる。

が、しかし我々夫婦、見知らぬ栃木の那須はでっかいアドベンチャーであることを身を持って知るのである。


▶︎けいろはけいかくてきにたてるべき。


ということで、とりあえず一泊するか、ということでお宿を探すのだが・・・・みんなお宿、強気だな!!!
探すのが遅かったせいもあるとは思うけれど、大人二人、お風呂、朝晩ご飯付きだと軒並み10万超えがスタンダード。(そもそもがお宿がほとんど無いんだけど・・・)
すごいな、GW・・・。

感心してる場合ではなく、いつもお世話になってる一休とOZは早々にあきらめ、JR、楽天、じゃらん、ヤフー辺りを検索。(この辺りは長年のバンドとジャニーズの地方ツアーで散々スキルを養ったので、あらゆるサイトに登録済みなのだ・・)

お、ありましたよ。
今まで我々のパターンになかった“ペンションタイプ”が。
口コミをみると、ご飯がとにかく美味しく、一応露天もあるらしい。
旦那と協議の結果、取ってみることに。とりあえず一日目は確保。
でもそのお宿は日光寄りなのだった・・・後にこれが響いてくる)

そして地理に疎い私、前に買ったまっぷるで行きたい場所を調べてみる。
今回私の希望の目指す場所は、
・那須どうぶつ王国
・那須サファリパーク
・那須ガーデンアウトレット
・那須ハイランドパーク(行けたらくらい)
というラインナップ。

ふむふむ。・・・・・・・・・・え、まじか?!
那須どうぶつ王国ってほとんど福島やんけ!!

(地図マピオンで検索しました)

遠くない・・・?ねえ?

と一応旦那に相談してみたけど、お宿取ってるからまあ、なんとか、ということで行けることに。が、しかし、これは一泊で帰って来れる気がしない、と急遽もう一泊お宿を探す。

温泉お宿は、例のごとくお高い強気だったので、とりあえず寝れればいいビジホにするのだが、結構こっちも数は少ない感じ。
やっぱすごいな、GW・・・。

ここでも地理に疎い私、どの辺りにお宿を取れば良いかわからず、旦那に聞く。佐野では東京に近いので、ざっくり宇都宮辺りでいいとのこと。
なのでホテルに宇都宮とつくビジホを予約。(これも土地勘がないため後に響いてくる

これでひとまず宿泊予定は確保したので、後は当日の行き当たりばったり。
(というか1日2日、結構仕事がバタバタしてて、普通に働いていたので、前もって色々な準備を出来ず、比較的余裕のあった旦那にくちくちいびられる私・・・(でも助かったけどさ))

ということで、何はともあれ、2023GWの珍道中のはじまりである。
(じゃじゃ〜ん←イメージ効果音)


▶︎やっぱマジですごいな、GW・・・。(3回目)


朝は8時には出発。私のいつもの起きる時間よりも全然早い。
だがしかし、もう実はすでに我々は出遅れているのだった。
(旦那は実は知っていた)
そんなことをつゆほども知らない私は、高速渋滞、静岡・名古屋方面しかやんないねぇ〜とか言いながら、結構呑気にまだ見ぬ那須どうぶつ王国に心を馳せていた。

が、しかし、途中でだんだん異変に気がついてくる。
不思議なところで渋滞が起きている。
そう、それはGW特有『PA(トイレ休憩)混み』なのである。

おおう、これマジで動かなくない?
宇都宮には結構仕事でいく旦那も、早くもゲンナリ。
高速なので進むしかない道は渋滞するととてもしんどい。
(余りにも進まないので道中、帰ってからの美容院予約もした)

そんなこと言ってもしょうがないので、トイレ休憩しつつ、とにかくゴール目指すものの、どうぶつ王国も日が落ちるまでなのもあるが、実は例のペンションタイプのお宿には、制限時間があったのである。

とにかくご飯がオススメ率が高いこのお宿、17時半チェックイン推奨、18時からのコーススタートがマストなのである。(こえる時は連絡下さいとは書いてあったけど、料理にこだわりがあるので、18時厳守っぽい)
そしてほぼ福島から日光まではとても遠い。

とりあえず途中、このままだとお昼無理だなと、トイレ休憩ついでにPAで佐野ラーメンを食べる。

味玉佐野ラーメン(前にどっかのお店で食べたのより美味しかった)

そしてお昼を超える頃、私は旦那に提案した。

『今日はアウトレットに行って、どうぶつ王国は明日朝から行くことにしませんか・・・?』

「・・・・。」
旦那はしばし考えた後、私の提案に乗ることにしたらしい。

ということで、本日のゴールを変更し、我々は急遽『那須ガーデンアウトレット』に向かうのであった。
(旦那は実は、朝の5時くらいから交通渋滞が始まってるのを知ってたらしい)


▶︎近くて遠い、日光という名のくじらまち。


アウトレットは関東近辺にはめずらしい、丸井系ポイントカード優待だった(だいたいアウトレットというと三井か三菱が多いので)
私と旦那はチャイハネという店でお洋服をたくさん買う。(アウトレットで初めてみた)とてもかわいい。

後はシューズがダメになってきてたので買う。(そもそもアウトレットに行ったのはこれが目的)(色々履いてみたけど底が厚めのプーマが好き)
そしてどっかに遊びに行く度に、隙の無いママは必ずニューバランスを履いている説を旦那が唱えるので、せっかくなので、ニューバランスでもシューズを購入。
そんな感じで、結構色々買い物し、時刻は16時くらい。
ここから次の日光どのくらい?と聞くと30分くらいと旦那は言う。

ふーん、じゃあもうちょっとみれるかなと、欲を出したのが良くなかった。(韻を踏んでみた)
抹茶アイスを買ってもらって、いざお宿へと住所を入力すると、ナビさんが表示した予想時刻は17:48分。

ん?
17:30超えとるやんけ。
あれ?

お宿、住所は日光だけど、場所はもうちょっと遠かった。
ということで、今日のお宿はこちら↓

着くだろうとは思うけど、チェックインの最終には間に合わなそうなので、一応お宿に電話する。

「17:30のチェックイン超えそうです・・・多分、18時までには着くと思うんですが・・・」
『夕食が18時からなので、18時超えるようなら電話してください』
あ、うん?・・・うん?・・・・はい。

??と頭の上に、はてなが付きながら電話を終える。
・・・今してる電話は電話じゃないのかい???
一応連絡はしたし、まあいいかと思い、その後は旦那が一生懸命運転してくれる。

そして、もうそろそろお宿かな?というくらいの所で、長いトンネルに差し掛かる。
なんと、トンネルに入る前は22度くらいあった気温が、トンネルを抜けると急に18度になったのだ。

日光のお山すぎょい、と言いながら駐車場に車を停めてお宿へいくのだが、明かりが少なくとっても真っ暗。お宿も側面から入るので、一瞬やってないのかと・・・(騙された?と一瞬おもってすいません)ぐるっと半周したら入り口発見。
扉を開けて入ると、おお〜ペンション!って感じでようやくチェックイン。

旦那の頑張りで、17:40分くらいに到着して、とりあえず18時には間に合いました。
そして露天風呂は順番を書き込む貸切制で、我々は到着が遅かったので、一番最後の10:30〜11:00に。(お宿の人が書いといてくれたらしい)

我々の目は節穴なので、時間しかみてなくて後にえらい目に遭う

このお宿、ワンワンと泊まれるので、ちょいちょいワンワンに遭遇。
(だいたい小さいワンワンは抱っこされてた)
我々のお部屋はこんな感じ。

ベッドはスプリングがよく効いてました
おトイレと洗面所。この奥にシャワーだけがある(浴槽はない)
電話懐かしくてかわいい

ドアがちょっとベニヤ感はあるものの、古いけど手入れは行き届いてる感じ。匂いとかも気にならないし、全然いい感じ。
そしてそうこうしてるうちに待望の夕飯の時間に。

お部屋は2階だったんだけど、1階にご飯の広間みたいなロッジっぽいお部屋があって、それぞれの宿泊者でテーブルが分かれてて、それぞれにコースのサービスがある感じ。
宴会場とかじゃないので、それほど気にならず。ワンワンたちはお部屋でお留守番している模様。
(声とか聞こえなくてみんなえらいなと思っていた)

本日のメニュー

お酒がフルボトルで3,000円くらいなので、旦那大喜び。
シャンパンボトルで頼むも、結構二人でごくごく飲めた。
(あちこちでシュポンって言っててお酒結構みんな頼んでる模様)

鴨の燻製
サラダ(キウイは先により分けて食べた)
コンポタ
ニジマスと帆立(ニジマスとしゃけはちがうの?)
お肉(旦那はもっと焼いて欲しい派だったので
微妙な顔してたけどわたしはめっちゃ美味しかった)

パンとバターも美味しくて、旦那は美味しい美味しいともしゃもしゃ食べていた。

そしてここからがお楽しみのスイーツバイキング。
なんだけど・・・もうすでに結構お腹がいっぱい・・・。

だが負けない。(何にかはわからない)
アイスはお腹にたまらないのをいいことに、いきなり5種頼む私。
(本来はお肉がくるの前くらいに希望を紙に記入して(2〜3種くらい目安で)渡すのだが、私は早々にご飯が始まる前に渡すほどの前のめり気味)

プリンが一番美味しかった♪

ちなみに“くじらまち”は『久次良町』って書くようです。


▶︎お宿の露天風呂はとってもなんだかアドベンチャー


食べた食べた、は〜〜〜〜とお部屋に戻り、わたしはお風呂に探検へ。
貸切の前に内湯のシルク風呂へ。

入ってみると、タイルのお風呂でお湯が冷めないように蓋がしてあって、それを開けて入る方式・・・。
私は事前に口コミとかで見てたんだけど、いかんせん予想以上に人んちのお風呂みたい・・・と正直思いました。(すいません)
とりあえず体洗って(汗かいたし)ちょっと浸かってあがりましたが、このお風呂、男湯と女湯ではなく、2個あって空いてれば入れる方式。

空いてるとき〜。
入ってるとき〜。

まあでも肌はかなりすべすべになりました(笑)
部屋に戻ってお風呂こんなだった、っていうと旦那は行かないという判断したみたいで、露天いくから一緒に行ってとのこと。

そしてめっちゃ眠たいのを我慢し、その後、時間になったので、露天に行く・・・んだが、・・・よくよく説明を読まない我々は、まず露天の場所がわからず迷子になる・・・。
(情報はふんわりした駐車場裏ということだけ)

ぐるぐる探しているうちにこっちじゃない?と建物の裏のところになんかお風呂らしきものを発見。
しかし足元が全く見えず、私はもう結構その時点で、すでに部屋に帰りたかったのだが、風呂の暖簾にたどり着いて扉を見つけたところ、鍵がかかっている(そりゃそうなんだけども)

こりゃダメだ、と旦那と二人でフロントに戻る。
お宿の人に聞いた所、露天風呂には鍵がいるよ、と教えてもらう。

ちゃんと書いてあった・・・。

再び真っ暗な足元の見えない中、石畳っぽいとことか、段差を乗り越えて、露天風呂へ。

なんかもう色々ショックの余り、さっさと風呂入って戻ろうと思う私。
そして衝撃の事実。
なんと露天風呂にも蓋があった・・・。

ぼーぜんとする私に旦那が蓋を開けてくれて、とにかく浸かる。
周りを囲む木が湿気で蝕まれてて、結構怖い。
旦那も落ち着かない様子で、とりあえず浸かって二人で脱兎のごとくお風呂を後に。

いやもう、夜中の露天風呂は、なんかアドベンチャー要素すごいんだけど。
(昼間ならいい感じなのかな・・・)

そんなこんなで、結構くたくたになった我々夫婦の一日目は終わるのであった・・・。
(お山の夜はクーラー入れなくても寒いくらい涼しかった・・・)

翌日の朝に撮ったお宿の玄関
こちらは到着して直ぐにみえるところ(夜だととてもこわい)

>そのうち2日目に続く。


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