アイデアと戦略の違い

あなたは、アイデアと戦略を
ごっちゃに考えていませんか?

これはビジネス経験の浅い人が
陥りがちな罠の1つで、

妄想的アイデアを出しては
やたらと「戦略」という言葉を
使いたがる傾向にあります。

しかしそれは、戦略とは呼ばず
妄想であり、趣味の世界です。

なぜなら、そもそも戦略とは、

「最低限、数値化できるもの」

を示すからです。

具体的には、

10個中、○個が「ほぼ確実に売れる」

というようなものです。

ただ、このように言うと、

「ビジネスを行う上で
 ほぼ確実など詐欺以外ない」

という人がたまにいますが、

それは、ビジネス経験のない人
もしくは、かじった程度の人だと
いうことが、すぐに分かります。

というのも、

はじめに小さくテストを行い
実際の反応値を見ることさえ
怠らなければ

ある程度、確実と言える数字を
計上することは可能です。

しかし多くの会社は、

この作業を行うことなく希望値で
予測を立ててしまいがちです。

が、

それは、ビジネスではなく
もはやギャンブルと言えます。

なぜなら、

きちんと設計を行い見込み客を
抑えることができれば、

集客をした時点で、ある程度
売り上げとなる数字を弾き出す
ことは可能だからです。

これは、ビジネスを「マス」で
行なった経験のない人には、

想像つかないことかもしれません。

が、

ビジネスは、ある程度の要素さえ
きちんと抑えることができれば
あとは、数字の世界です。

そこに根性論も感情も不要です。

というのも、

==============
集客は、コンセプトで決まり
売り上げは、集客数で決まる
==============

からです。

だから、あなたがアイデアを
妄想ではなく

「戦略として活用したい」

と望むのであれば、

とにかく、その根拠となる
数字を裏付けに保つように
心がけてください。

それだけで、あなたの発言は
アイデアとして認知されることなく

「戦略の一環として周りも捉える」

ようになりますので、

背景にある数字と共に実績値を
積み上げるようにしてください。

そうすることができれば、

テストを行う前から案件を見ただけで
ある程度、売り上げを予測できるように
なりますので、

安心して新しい企画やプロジェクトに
取り組むことができるようになります。

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