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「日本」の外に出てみよう

もっと自由にのびのびと生きたい!
そう思っているあなた、1度海外へ飛び出してみませんか?「日本」に閉じこもるとついつい世間体を気にしてしまいますが、「外の世界」を知ると「ああ、これもありなのね!」と自分の視野が広がるきっかけになります。
コロナ禍でなかなか今すぐ海外へ行くことは難しくなってしまいましたが、最近ではオンラインで海外旅行を体験できるサービスも出てきているんです!

なぜ海外??


皆さんは興味がある国や、行ってみたい国はありますか?私は、「海外へ行く」ことが大好きです。「何でそんなに海外、海外って言うの?」そう聞かれたことが以前ありましたが、自分の中でそれが当たり前すぎて答えに困ったことを覚えています。気づいた時から外国への憧れや興味が強く、英語を勉強するのも好きでした。父親が世界史の教師をしていて、年に1度単独で海外へ出かけていたり、そういった類の本が家の中にあふれていたりしたのが影響していたのかもしれません。

初めての海外

これまで、観光、勉強、ホームステイ、結婚式など色んな目的で、15か国を訪れました。

初めて1人で海外へ行ったのは大学生の時。オーストラリアで1ヵ月弱のホームステイを経験しました。ステイ先を海外ドラマで見るようなファミリーをイメージしていたけれど、実際はタイ人の母子家庭だったり、英語が思ったように喋れなかったり、聴き取れなかったり、、、

「自分の意見を言うこと」に慣れていない私は、授業にもステイ先にもなかなか馴染めませんでした。

想像と現実にかなりギャップを感じたし、はっきり言って楽しかった!と言うよりは苦い思い出です。

ただ、「もっと自分を出して、ポジティブに生きていいんだ!」ということがよくわかりました。現地で感じた大らかな空気から、小さいことにくよくよせず、もっと前向きに、やりたいならやってみよう!失敗してもいいじゃん!そう後押しされました。帰ってからは「常にポジティブ!」と紙に書いて部屋に貼って毎日見るようにしていたほどです(笑)


現在はコロナや小さな子どもがいるので、海外へ行くことはハードルが上がってしまいました。それでも「まだ見ぬ世界を見てみたい!」という気持ちは消えず、行きたい国を常にリストアップしていて、行った先の情景をイメージして楽しむほどです。

海外へ行くことの魅力


海外へ行くことの醍醐味はまずは五感をフルに使って、非日常を味わえることではないでしょうか。ただ町を歩いているだけでも、日本にはないようなお店を見つけたり、行きかう人々の服装や雰囲気の違いを感じたり、様々な発見があります。特に現地のスーパーマーケットには必ず寄りますが、置いてある食品や生活用品が日本とは違うので、その国での暮らしぶりがわかって面白いです。

国によって感じるにおいが違うのも面白さの1つです。日本は醤油のにおいがするといいますが、インドに行ったときはスパイスのかおりが常にしているし、タイに行ったときはトロピカルフルーツのかおりが空港に到着した時から漂っていました。

今は日本でもいろんな国の料理を食べられますが、やはりその土地の空気を感じながら食べる本場の味は格別です。
外は零下、店内のあたたかな暖炉のぬくもりを感じながら食べたフィンランドでのサーモンスープ、地元の人でにぎわう市場の一角にあるお店で食べた香港のパクチーのアクセントと揚げパンの相性がたまらない♡中華粥、潮風を感じながら食べたニュージーランドのアイスクリーム、フランスのブランジェリーで買って食べたサクサクのクロワッサン、旧市街の風景を見ながら食べたイタリアのイカ墨のパスタ…思い返すと尽きません!


もう1つの醍醐味は、その土地で暮らす人との交流にあると思います。交流……というとどうしても言葉の壁が立ちはだかります。でも、ボディーランゲージでどうにでもなることが多いですし、買い物をした時にお店の人とちょっとしたやり取りができただけでも嬉しいものです。私も1人でフランスに行った時も覚束ない言葉で乗り切りました。そんな経験は「なんとかなるんだな」というちょっとした自信にもつながったり、逆にうまくコミュニケーションが現地の人ととれたときは特別な思い出になったりします。

例えば、1番最近に訪れたのは家族3人で行ったニュージーランドでのこと。子どもはまだ1歳、コロナが流行りかけの時でした。夫はニュージーランドの高校を出ていて、楽しそうに当時の話をするので、私は家族みんなでいつか行ってみたい!と思っていたのです。
夫がお世話になった学校の先生や、現地のコーディネーター、ホームステイの家族や友人にお会いしました。ちょうどホストファーザーの誕生日会をやるタイミングだったので、ホームパーティーにも参加。緊張してうまく話せないこともありましたが、皆さんあたたかくとても有意義な時間でした。息子も不思議と見知らぬ外国人に囲まれても泣かず、遊んでもらって楽しそうでした。
今でも夫と「行ってよかったね」と旅の思い出に花を咲かせることが多いです。写真や動画を見ながら、一緒に行った相手と思い出を共有して二度楽しめるのも、素敵な時間です。

オンライン海外体験旅行


コロナ禍になって最近ではオンライン海外旅行体験ツアーも登場しています。海外へ行くのに興味はあるけど、ちょっと……という方は試しに参加してみるのもおすすめです。
この前私は西オーストラリアのロットネスト島でのクォッカツアーへ息子と参加しました。クォッカは口角が上がって笑っているような顔に見えることから、「世界一幸せな動物」と言われています。その愛らしい姿には誰もが癒されると思います。

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Zoomでのツアーとなり、30名程の方が参加。日本人のガイドさんが、この島の歴史の説明、おすすめのお店やホテルを紹介しながら、クォッカをたくさん見つけてくれました。ちょうど春の時期はお母さんの袋の中から赤ちゃんが出てくる時期なので、赤ちゃんとお母さんのツーショットも楽しめました。映像はどうしても島で通信が悪く、乱れることがありましたが、リアルタイムで質問やクォッカの様子を見られるのがよかったです。ますます行きたい気持ちが高まりました!
他にもサファリツアーや街並みを見られたり、買い物代行や占いをしてもらえたりするツアーもありましたよ。


初めて海外へ行くときは、緊張や不安もあります。私も初めて海外へ行くときは飛行機に乗る前からずっとドキドキしていました。でも、1回行ってしまうと「もっともっと行ってみたい!」とやみつきになってしまいました。残念ながら今すぐ行くことは難しいですが、オンラインなど、出来る範囲でまずは日本の外の風を感じてみてはいかがでしょうか。


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