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甘い甘い幸せの食べ物

チョコレート。
なんて魅惑的な響きなのでしょう。
 
ここ数年、私は自他ともに認めるチョコレートモンスターです。
子供の頃は甘すぎて喉が痛くなる、と言ってあまり食べなかったのに、突然それ無しではいられないくらい体が欲しているのです。
体と心の声を大切にしようと思っているので、そこは従順に、食べたい時に食べたい分だけ食べるようにしています。
その結果、朝ごはんとともにひとかけら、午前中にふたかけら、お昼ごはんの後に一粒、おやつと称して午後にいくつか、夜ごはんの後に一枚、なんて日も。
今のところ体に影響は出ていないので食べ続けていますが、後からまとめて押し寄せてきたら、と考えると恐ろしい。
 
一番大好きなのはホワイトチョコレート。
もちろん何も入っていないプレーンに勝るものはありませんが、昨年買った、イートンメス風のホワイトチョコは大のお気に入り。
イートンメス好きとしてもホワイトチョコ好きとしても、かなりおすすめしたい一品です。

私がよく食べるチョコレートは、甘いものもミルク多めのものもありますが、カカオ70%以上の濃いものも大好き。でも「コーヒー風味」という言葉には弱いです。
コーヒー好きでもある私にとっては魅惑的この上ないコラボレーション。
現在開催されているチョコレートフェアで見つけたコーヒー風味のチョコレートも、スーパーの特設コーナーで見つけたものも、どちらもおいしかったです。
今年の私的ヒットチョコレート確定です。

チョコレートを好きになると、なぜかチョコレートが集まってくるようで、この冬に『ショコラ』という本に出会いました。

2000年頃発売されたもので映画化もされているようなのですが、まず原作を読んでみようと本を開いたところ、その世界の不思議さとチョコレートの魔法にあっという間に連れ去られ、一気に読み進めてしまいました。
なかなか幸せとは言い難い日常を描いているというのにどこか温かく、読み終えた時にほうっとため息をつきました。
この本を読んでいると、チョコレートが食べたくなる以上に、ホットチョコレートを飲みたくなります。
そこで購入したホットチョコレート用のチョコレート。
ミルクとともに小鍋でチョコレートをかき回している幸せな時間たるや・・・・・・。
そして、とろっとしたなめらかな液体が喉を通る瞬間のなんともいえない多幸感。

また、私はチョコレートゴトとして、「チャーリーとチョコレート工場」のミュージカルと、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を見てきました。
ミュージカルは舞台から甘い香りが漂ってきたり、劇場で限定のチョコレートが販売されていたり、全身でチョコレートを感じることができました。
エピソード0でもある映画の方も、チョコレートが特別な魔法であることを私に実感させてくれるストーリーで、夢のような時間になりました。

チョコレートは魔法の食べ物。
チョコレートは幸せの象徴。
チョコレートは特別な時間に。
 
だから私は今日もチョコレートをいただきます。
この文章は、濃くて熱いホットチョコレートとともに。

それでは、皆さま、良い夢を。


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