見出し画像

2023年5月6日(土)音楽論のDNA

雨が降ったり止んだり。朝食は、白パン、シュガー揚げパン、インスタントコーヒー。

少し離れたショッピングセンターへ。紀伊国屋書店で『ブルース&ソウル・レコーズ』誌最新号を購入。次に読まなければならない号と1年半の開きがある。もはや「新譜情報」情報最新の情報源としては意味が無いが、そもそもトレンドは追いかけていない。どうしても調べたい盤があれば探せば良い。

帰路、道路脇の水溜まりが分からず、歩行者の方に水を掛けてしまったようだ。ヨメさんに言われて気が付いた。申し訳ありませんでした。

付録なし

お昼は、カップ麵(焼きそば)。

『ニッポン人のブルース受容史』。B.B.キングをめぐる、中村とうようさんと日暮泰文さんの論争を読む。対談ではなく原稿の応酬。とうようさんがどういう評論家かご存じの方は、読まなくても内容が推測できるだろう。ブルースは民俗音楽として存在すべきという原点重視の論調だ。何しろレコードになった時点で(商業音楽の洗礼を受けた時点で)ブルースではないという。

私は、どこかに民俗音楽的DNAが残留していれば、それをブルース・フィーリングと捉え好んでいる。それでは、とうようさんの考え方を否定するのかというと、そう単純ではない。とうようさんの音楽論は無視できない。重要な示唆を感じる時がある。例えば、ブルース=民俗音楽という公式は常に意識下に置かねばならない。とうようさんに続け!とは思わないが、必要不可欠なDNAは見逃せない。

夕食は、チーズタッカルビ、ブロッコリーの天かす添え、ミニトマトとスナップエンドウのサラダ、アオサ入りさしみコンニャク。

明日も終日雨のようだ。

♪ Guitar Slim - The Story Of My Life


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?