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ワクワクし続けるための3つのコツ〜書籍『Unlearn(アンラーン) 』からの学び

こんばんは。コウイチです。
「最近、ワクワクすることがない。どうしたらこのマンネリを打開できるだろうか」という悩みをお持ちでしょうか。
もしかしたら今回のテーマである「アンラーン」について学ぶことで解決できるかもしれません。

今回は「ワクワクし続けるための3つのコツ〜書籍『Unlearn(アンラーン) 』からの学び」について書いていきたいと思います。

これまでの記事を読んでくださった方はうすうす気付かれているかと思いますが、私はさまざまなムダを削ぎ落としてしまうクセがあります。

その結果、日々のさまざまな行動がパターン化されています。
平日の朝は、ほとんど時間帯に起きて、水をコップ一杯飲んで、ストレッチをおよそ10分、お弁当をつくって出勤、というルーチンを繰り返しています。
夜も、ほとんど寄り道せずに自宅へまっすぐ帰ります。
また服装、バッグ、靴、下着にいたるまで、ほとんどのモノをこれまでの経験からマイベストを決めていて、ずっと同じものを使い続けています。

こんな私なので最近、ワクワク、ドキドキすることが少なくなってきました。

そんな私は「ワクワク」「ドキドキ」できる自分を取り戻したい!という切実な思いで、書籍『Unlearn(アンラーン) (柳川 範之、為末 大 著)』を手に取ったのでした。


1,アンラーンについて

・書籍『Unlearn(アンラーン) 』

この書籍は東大教授である柳川 範之氏とスプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者の為末 大氏により書かれたものです。
この書籍では「過去の学びや蓄積を最大限に活かす新しい成長の技術」として「アンラーン」について伝えてくれます。

ではアンラーンとはどのようなことなのでしょうか。

・アンラーンとは

この本ではアンラーンを「「学び」を「un」する。つまり、いったん捨て去る、取り外す、忘れる……というようなイメージの言葉」と説明しています。
またそのメリットについてアンラーンをすることで未来の可能性がより広がっていくことが書かれています。

アンラーンはアメリカのビジネス界では以前から注目されている概念で、「学び」を「un」する。つまり、いったん捨て去る、取り外す、忘れる……というようなイメージの言葉です。そうすることで、未来の可能性がより広がっていくという、とても大事な考え方ですね。

『Unlearn(アンラーン) 』18Pより

・アンラーンをすべき人は

この本ではアンラーンをした方がよい人のチェックリストとして下記のように書かれています。
ご興味ある方は、ご自身が当てはまるかチェックしてみてください。

□何か決まった口グセがある(とくに、「疲れた」などネガティブなもの)
□最近、ワクワクすることが減った  
□周囲の人との会話が、毎日同じような話題ばかりだ(だから熱が入らない)  
□仕事とは別の分野の「学び」をしていない  
□どんなことにも「そんなこと当たり前」と考えがち(いちいち驚かない)
□すごい成果を出した人は、自分とは別世界の人だと思う

同書 54Pより

私はまさに「最近、ワクワクすることが減った 」に当てはまりました。

では実際にアンラーンのやり方について見ていきましょう。

2,アンラーンの3つのコツ

書籍では、アンラーンのやり方について、たくさんのヒントやコツが書かれていました。その中で私が特に大事だと思った3つのコツについて挙げていきたいと思います。

①自発的に変化を起こす

「変化を強いられてから」ではなく「自分から変化していく」行動が大事であることが書かれています。

「今いる場所がつまらないから移動しよう」ではなくて、「あっちに行ったほうがもっと面白そうだ」という攻めの姿勢で行動するほうが、自分自身も楽しいですよね。  ただし、前向きに自発的な変化を起こすためには、「コア」が必要です。コアとは、自分が自信を持てる部分、自分の土台となるような部分で、環境が変わってもあまり変化しないものです。

同書 148Pより

②異質な人と接する

本書では普段会わない人たちと触れ合うことで、自分の考え方のパターンに気づくことができると教えてくれます。

自分にとっての常識が、他者にとってはそうでもない。そう気づかせてくれるのは、いつも外の世界の多様な人たちです。  自分の仕事や熱中していることを専門外の人に話してみましょう。中学生や外国人など、そもそもの生活習慣が異なる人たちに話すと、より効果的です。

同書 98Pより

③立ち止まることを恐れない

面白いと思ったら、行動する。それは心に余白がないとできないこと。心の余白を作るために立ち止まる時間を確保することが重要と書かれています。

垢を落としたり、頭を空っぽにするために必要なことは、新しく何かを学んだり、訓練を積んだりすることではありません。それよりも大切なのは「何もしない」こと。 いったん止まる、ひと休みする。その時間をきちんと確保することが重要です。

同書 178Pより

3,これからどうする

この本を読んで最初、私はアンラーンとは「心の引っ越し」なのかなと思っていました。

今の住み慣れた街。
ゴミ出しのルールも分かっているので怒られることもない。どこにどんなお店があるのか分かっているので、必要なものはすぐ手に入る。駅までの最短の生き方も知っている。なんて快適なんだろう!

だけど最近、ワクワクすることが減ってきた、、

よし、海外に引っ越そう!現地の人の価値観も習慣も違うし、いろいろ刺激になりそうだな。
(いや待てよ、今住んでいる住み慣れた街を出るなんて、、せっかく快適に住めるようになったのに、、)

私が勝手に抱いていた「アンラーン」のイメージ

ここでいう「引越し」がアンラーンのイメージでした。
(あくまで私が抱いたイメージです、、)

ですが、読み進めるうちに、そんな大がかりな「引っ越し」でなく、もっと「小さな探検」でも「アンラーン」につながることがわかりました。

普段とは違う行動をしてみる、普段会わないような人とも交流してみる、そういった「小さな探検」を繰り返していくことで、自分にとって本当に大切なものが、今よりもはっきりわかってくる、ということです。何より「ワクワク」「ドキドキ」しますね。

これからもっと歳を重ねても、ワクワクしている自分でいたい。そのためにも、意識的に「小さな探検」を重ねていきたいと思いました。

例えば、先輩noterさんの記事からさまざまなことを学び、面白いと思ったらそこからさらに本を読んだり、調べたりして理解を深めることもアンラーンにつながりそうです。

普段歩かない小路に入って、散策してみるのも良いかもしれません。

ああ、なんかワクワクしてきた、、

いつでも「心の余白」を保って、自分が面白いと思ったら、すぐに小さな探検に出よう。

『Unlearn(アンラーン)』を読んで、そんな風に思いました。

<まとめ>

今回は「ワクワクし続けるための3つのコツ〜書籍『Unlearn(アンラーン)』からの学び」について書いてきました。

〈ポイント〉

・アンラーンをすることで未来の可能性がより広がっていく
・「変化を強いられてから」ではなく「自分から変化していく」行動が大事
・いつも気持ちに余白をもって、面白いと思ったら小さな探検に出よう

お読みいただき、ありがとうございました。


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