育児は0の引き伸ばし

育児が始まってから、もう1年と4ヶ月経った。
これはかなりの持久戦で、寝不足と疲労は慢性的なそれとなり、いつも基本疲れている。きっとほとんどのお母さんがそうだと思う。

たまのリフレッシュで回復するのは、0から100になるのではない。−100が0に近づく、という表現の方が正しい。しかも、疲れが0になることはない。旦那さんたちからすると、どこかに出かけたり何か買ってあげたり、自分の時間を妻に与えることで妻が回復しているように見えているかもしれないが、それは違う。
わずかなチャンスの中で今まで溜まった疲れやモヤモヤを取り除く作業に忙しく、回復しているわけではないのである。そこは間違えないでほしい。
仮に0になっても、それは0であり、余裕を貯金できているわけでもない。その0をいかにマイナスにしないか、−100にしないようにじわじわ使うか、わたしたちは日々工夫している。エンプティーマークがついてから、タイミングが悪いとなかなか充電できずに電源は落ちて回復にも時間がかかる。
リフレッシュして帰ってすぐ育児は再開され、またどんどん自分を消費していく。わたしたちは常にギリギリ。走り続けている。
もちろん、お父さんたちもそう。外でも家でも頑張っている。だからお互い様なんだけどね。
世界中のお母さん、いつもお疲れ様。
そんなことを、父の日なんかに書いちゃって、お父さんたちごめんなさい(笑)
いつもありがとう。ひとりよりふたり。

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