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日記 #6 読書メモ「非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術」

わりと読書をする。日記だけど読書メモを書いていこうと思う。

今回、読んだのは、株式会社dofの齋藤太郎さんが書いた「非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術(https://amzn.to/3HZ6Wsz)」という本。齋藤太郎さんは、角ハイボールの広告を長年に渡り担当している方。タクシーアプリの「GO」の広告も齋藤さんである。竹野内豊のCMが印象深い。

この本は、課題解決の本質を学ばせてくれる本。すべての仕事の根本は課題解決であり、課題解決のいろはを教えてくれる。


https://amzn.to/3HZ6Wsz

おもしろかったのは、「GO」や「角ハイボール」の事例。一時の爆発ではなく、生活や文化から変えていくことで継続的な課題解決になるつなげていること。

例えば、タクシーアプリの「GO」は朝はタクシーに乗り、プレゼンの準備など有効に使おう!という提案。「角ハイボール」であれば、とりあえずビールではなく、とりあえずハイボール。1軒目からハイボールという提案をしていた。

そして、角ハイボールはまさに1杯目から飲む人が増え、当たり前のものとして定着している。いずれも人々の生活に入り込み、定着させようというアイデア。

これまでと異なる文化を作っていくというところが素晴らしいなと思う。広告は一瞬で消費されがちだけど、文化を作れば貢献しつづけることもできる。広告効果も継続的になる。

もちろん、それができるのは綿密なリサーチや仮説検証、細かな配慮のもとのクリエイティブがあってこそ。良いものは残っていく。そういう仕事がしたいと思う。

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