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ショーン・エイカー『幸福優位7つの法則』

『読んだら忘れない読書術』で紹介されていた「ポジティブ心理学」についての本『幸福優位7つの法則」を読みました。

今回は、電子書籍(楽天Kobo)で読んでみました。電子書籍だと、家にいながら書店に行かなくても購入できるので読みたい本が決まっているときは便利ですね。


法則1 ハピネス・アドバンテージ 幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
法則2 心のレバレッジ化 マインドセットを変えて仕事の成果を上げる
法則3 テトリス効果 可能性を最大化するために脳を鍛える
法則4 再起力 下降への勢いを利用して上昇に転じる
法則5 ゾロ・サークル 小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
法則6 20秒ルール 変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える
法則7 ソーシャルへの投資 周囲からの支えを唯一最高の資産とする



法則1 ハピネス・アドバンテージ 幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす

幸福優位性、ハピネス・アドバンテージは、幸福感や楽観主義は、実際に業績を高め優れた成果をもたらす。
今までは「懸命に働けば成功する、成功してはじめて幸せが訪れる」(成功→幸せ)という考え方が主流だったけど、(幸せ→成功)という考え方をすること。


法則2 心のレバレッジ化 マインドセットを変えて仕事の成果を上げる

日々の行動を自分の心がいかにとらえているかが、その行動自体よりも現実を決定する。
自分の仕事を、他の人がぜひやりたいと応募してくるように書き表すとどうなるか。
どう認識するか「視点(マインドセット)」を変えること。ここでいう「変える」とは、当然ポジティブに捉えること。


法則3 テトリス効果 可能性を最大化するために脳を鍛える

テトリス効果=長時間テトリスをすると、周りがテトリスの形に見えてくる。脳の神経回路ができて、現実の状況まで歪んで見えてしまう。
ネガティブな要素を見つけることが得意な人がいるが、逆に、ポジティブな面を探すように変えることもできる。
仕事や生活の中に起きたいいことを、毎日リストアップすることである。


法則4 再起力 下降への勢いを利用して上昇に転じる

転んでも転んでも立ち上がること。それも単に立ち上がるだけではない。落ちる勢いを利用して跳ね上がる。つまり不運や逆境を活用して、以前よりも幸福になり、モチベーションを高め、よりよい成果を上げること。

困難な状況に会った時、悪い結果にとらえてしまいそうになったら、声に出して反論してみる「そう信じる証拠があるか?」「もっと適切な反応の仕方はないか?」


法則5 ゾロ・サークル 小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる

まずは自分のコントロールできる小さな円の中から始める。円をだんだんと大きくしていく。
「どれだけ実際にコントロールできるか」よりも「どのくらいコントロールできると思っているか」が大事


法則6 20秒ルール 変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える

意志の力というのは、使えば使うほど弱まる。
ギターをクローゼットから取り出す20秒の障壁をなくし、習慣化する。辞めたい習慣の「活性化エネルギー(行動を起こすのに必要なエネルギー)」を増やし、望ましい習慣の「活性化エネルギー」を減らしていく。


法則7 ソーシャルへの投資 周囲からの支えを唯一最高の資産とする

職場での人間関係にいい感情を持っていればいるほど、人は能力を発揮することができる。
職場に互いを尊敬する気持ちと信頼感があること。


読書は、読んだだけ(インプット)では意味がないので、実践(アウトプット)を意識していくために、自分なりに、いくつか具体的に実践できそうな方法に落とし込みたいと思います。

法則1 ハピネス・アドバンテージ 幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
→実践:まず「幸福→成功」という考え方を常にインプットしておく。

法則3 テトリス効果 可能性を最大化するために脳を鍛える
→実践:その日に起きたいいことを、見つける。できれば記録しておく。

法則5 ゾロ・サークル 小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
→実践:仕事について、大きな「目標」が達成できず、テンパってしまいそうなときは、まずは身近な「作業」まで落とし込んで、自分でできる範囲をコントロールする。

法則6 20秒ルール 変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える
→実践:運動習慣をつけるために、トレーニングウェアはすぐに着替えられる状態にしておく。

法則7 ソーシャルへの投資 周囲からの支えを唯一最高の資産とする
→実践:よいとは言えない職場環境だが、挨拶をしっかりする。話すとき、聞くときはきちんと目を見る。

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