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故事成語--おもしろ由来

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故事成語の由来、いわれ を面白く紹介します。漢語の語源も解説します。
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「本日、土用の丑」

「本日、土用の丑」

「本日、土用の丑」

というお札を渡されたうなぎ屋さんは、キョトン。

何のおまじないだろうか?
実は、客足がさっぱりのうなぎ屋さん、お店は悲鳴をあげるほどの閑古鳥。

思いあまって源内(平賀源内)先生に相談。

先生はたちどころに、さらさらと一筆

「よろしい、これを店頭に貼っておきなさい」

うなぎ屋さんは、いぶかしく思いながらも、店先にそのお札を貼った。

そうしたら、どういうわけか、その日

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「朽木えるべからず」

「朽木えるべからず」

「朽木えるべからず」

朽木不可雕(きゅうぼく・えるべからず)。 朽(く)ちた木は彫刻することができない ---- という意味。

 ※「不可」は「できない」

 処置なし、手のつけようがないと、匙(さじ)を投げることである。
 孔子の言葉。

 「漢書・劉輔伝」には「腐木不可以為柱、卑人不可以為主」
 (腐木は、もって柱とすべからず、卑人はもって主とすべからず)

 「腐った木は柱には使えない」

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三伏--細君・東方朔

三伏--細君・東方朔



三伏とは 夏の最も暑い時期。夏至後の第三の庚(かのえ)の日を初伏、第四の庚の日を中伏、立秋後の最初の庚の日を末伏といい、この三つをあわせて三伏という。

 2021年の三伏は......

【初伏】7月11日~7月20日
【中伏】7月21日~8月9日
【末伏】8月10日~8月19日

東方朔と細君 漢の武帝の治世に、東方朔(トウボウサク)という、ユーモアと機知に富む家臣がいた。
彼は武帝の側近

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