マンガで最も人生観に大きな影響を与えたセリフ
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
マンガを読んでいて、鳥肌が立つほど感動したり、涙が出るのを堪えるのに必死になったりすることはよくある。
私は影響を受けやすい方だと思う。
そんな私が人生観レベルで最も大きな影響を受けたのは、この冒頭のセリフ。
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
これだけでわかる人、どれくらいいるものなのかな。
今日、たまたま通ったところで、売ってたんだよ、このセリフが入ったハンドタオルが。
なんか『北斗の拳』のグッズばかり集めた一時的な店舗が展開されていたのよ。
明日になったらもうないかもしれない。それこそ「わが生涯に一片の悔いなし!!」と言うためには、ここで880円出しておくべきだろうと、ちょっと躊躇はしたけど、最終的には決断した。
『北斗の拳』まったく知らんという人のために一応簡単に説明しておくと、ここに出てくるラオウは、極悪非道の限りを尽くした悪役のラスボス(そのあとも当時の少年ジャンプあるあるで、原作はたっぷり後が続くんだけど)。
一子相伝である北斗神拳の継承者である主人公であり弟弟子のケンシロウとの戦いに敗れ、死ぬシーン。
読んだのは一度きり、アニメで観たのも一度きりなので、記憶違いやセリフ違いはご容赦願いたいが、このラオウ、敵には討たれぬとか何とか言って、最後雷に打たれて死を迎えたのだったと思う。
そのときのセリフがこれ。
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
俺も雷に打たれた。当時中学生か高校生だった。
こんなセリフを吐けるように俺も人生を送りたい。そう強く思った。
今でも思ってる。
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