オリオン座とさそり座
昨日家を出た時はあったかくて、こりゃコートいらないなと家を出てから思ったが、帰りはとんでもなく寒くなってきた。
駅前なんて、もともとビル風強いけど、何か飛んできたらあぶないなと寒さとともに恐怖を感じるレベルだった。
夜空を見上げると、街頭で見にくいけど、星がよく見える日なのかなという感じだった。
家に帰ってから、着替えることなく、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 MacroとM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を持って屋上へ。
屋上へ行くドアを開けて、とりあえず目に入ったものを撮る。シャッター速度1.3秒のつもりが1/1.3秒だった。
あとで調べて、アルデバランとわかった。この前ZTF彗星撮ろうとしていた時、何度も同じような場所撮っていた。
とにかく星がたくさん映るところをF2.0の50mmマクロ(35mm判換算100mm)で手持ちで撮りたい。
なんといってもオリオン座。風が強く、寒いのでまずは室内から。
気合を入れて(といってもさっきまでその格好で駅から家まで歩いてきたのだが、足元がサンダルに変わった以外)、屋上へ。
うむ、オリオン大星雲、そこそこ写っているね。三脚も用意せず、寒い中気合入れて、じっとしながら、ちょっとシャッター切るだけでこれが撮れてしまうことが偉大なんだよ。夜飯前だからね。ちなみに時刻は23時15分48秒。
今度はF1.8 25mm(35mm判換算50mm)の単焦点の標準レンズ。
やっぱりシャッター速度は1.3秒。右の方に見える明るい星3つは、下から上に向かって、アルデバラン、火星、カペラ、かな?いかんせん寒くて早く撤収したくてオリオン座しか見てなかった。
そして、撮った画像を見ているうちにコタツで寝落ちした。
目が覚めたのは5時半ごろか。
もしかしてさそり座見えたりする?と調べると、ばっちりだ。
めっちゃ使える使ってきているこのサイト。
5時37分8秒、屋上に出るドアを開けて、とりあえず撮った。シャッター速度1/1.3秒。レンズはF1.8 25mmのほう。
上の方に、妙に星が集まっているところがあり、それでわかった。星がいっぱい集まっているのはかみのけ座だ。明るい星はきっとしし座の2等星、デネボラ。
とりあえず、南側の塀のふちに斜めにかけて固定して撮ってみる。
空はこんなに明るくはない。たぶんやや左側の上の切れる寸前の赤いのがさそり座のアンタレスだろう。
手持ちで撮りなおし。とりあえずの1枚。シャッター速度1/3秒。
シャッター速度1秒。
試行錯誤して何枚か撮るも、どれもあまりうまくいかんのぉ。そもそもアンタレスが赤く写っていない。
50mmマクロレンズにこのあとチェンジ。アンタレス中心に撮るが、あまり面白くない。
ふと東の空を見ると
5時50分。実際の空はこれより暗いので、ちょっと撮りなおし。
空の色はかなり見た目に近くなった(カメラの液晶ファインダーと実際の空を比較する限り)。
色温度調整して、最後から2番目に撮ったアンタレス。
ギリシャ神話ではオリオンはサソリの毒で死んだことになっている。だから、死んで星になってからもサソリから逃げるために同時に空に上ることがない。
そんなオリオン座とさそり座を実質1日で見られてしまい、なんか得した気分。
コタツ万歳!
サポートありがとうございます。いただいたサポートは記事の充実のための費用にあてがいます。