【詩】手紙〜脳、それは空っぽの鍋〜
ごきげんよう、綿毛の先の先っちょのぽわぽわへ
私の心は煮えたぎるお鍋のように、今、ふつふつと、煮立っております
ニュースをみるとあれがダメだ、これが悪い、それがよくない
まあそんなことばかりでモヤモヤが止まりません
そのモヤが薪となり、着火剤にもなり、対したものも入ってないお鍋の汁を揺らし、私の頭を熱くするのです
甘い汁を優しく煮込むニュースばかりであればいいものを
例えばタヌキが庭に忍び込むような
子猫が4匹生まれるような
ショートケーキの白さが話題になるような
淡いニュースであればあるほどお鍋の具材も豪華に温めて人にお出しできるものになるのです
明日のニュースは素敵なワンピースの色味の話題でありますやうに
さようなら、またいつかどうぞ。
@2024 金平糖みなみ
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