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好きな気持ちを復活させようじゃないか

自分の好きなものについて、「好きだ!!」と言うことって、なんでこんなに難しいのだろう。

子どもの頃はできていたから、皮肉だ。成長するからこそ、できなくなるなんて。

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先日、学校でワインテイスティングがあった。みんなで何種類かワインを飲み、ワインの値段を想像するというもの。

10段階評価で星をつけて、値段を紙に書くのだけれど、まあ難しい。

難しいのは「値段を当てること」ではない。「好きだけど、バカ舌だと思われなかな」とか「不味かったけど、高いやつだったら恥ずかしいのかな」とか、そういうプライドが邪魔した思考を抑えて「好き」か「嫌い」かを判断すること。

え、みんなは「うわ〜おいしい!」って誰かが言ったすぐあとに「わたしは嫌いだな〜」って言える???

おいしいっていった方も、「あ、そう。あなたはそうなのね」ってサラ〜〜〜っと傷付かないでいられる??

「わたしが」好き、嫌い。

というこの感覚。もっと研ぎ澄ませたい。ワインごときで迷っていて、人生での判断なんてそりゃ難しいよなと思う。もっと訓練したい。

嫌いって感覚を持ってはいけない、なんて思いがちだけど、少しずつ自分の気持ちを読解していきたい。(もちろん嫌いがわかったとき、他人を傷つける必要はない)

好き嫌いを感じていいんだよ。それでもいいんだよ!って思えないのなら、ナチュラルにそれを着こなすひとの近くに行って「あ、わたしもやってみよう」と思えるようになろう。

相手がわたしたちに、なにも言ってこなくても「なに気にしてるの?」と発破をかけてもらえる感覚になるだろう。わたしもデンマークの友達のそういう感覚を、骨の髄までしゃぶるつもり。


お返しの愛は無限大、一緒に幸せに貪欲になりましょうね!!