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デンマークで、働くってなんだっけ?と突きつけられたできごと

いま、デンマークの田舎にいる。

近くに住んでいて学校で庭仕事を担当しているお兄さん。今月から、頼まれて週2日くることになったらしい。

「学校にいないときは色々なところに行ってるの?」と聞くと

「週1回、別の場所で庭いじりの手伝いしている。本当は自宅の庭をずっと触ったり、飼っている動物の世話をしたりしたいんだけれど、お金が必要だから週3日は働いている」

田舎とは言え、週3日しか働かなくて生きていけるのか、、?今月から働き始めたって言ってたよな、、これまでどうしてたんだ、、もしかして飼っている動物で生計なりたってるのか、、?8割自給自足してるとかそんな感じ、、?

普段「ああ〜何をするにもお金かかるな〜」って思っているけれど、何のためのお金が必要なのか、わからなくなってしまった。

もちろん、旅行だってしたいし、いい教育の機会を得たいし、そのためには日本ではお金がかかる。ただ週3日だけ働くのいいナ〜って話でもも、お金で買えない価値があるヨネ〜みたいな話でもない。

でもなんだろう、働くからいい暮らしをできるのではなく、「いい暮らしの中に働くがある」っていうのを実現している人を目の当たりにした。静かに大きな衝撃を受けて、もっとシンプルに考えたいと思った。

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