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審判講習会に参加したら反省ばかり。

地元の剣道連盟が主催した審判講習会に
参加しました。
審判員としての心得からはじまり、座学が終わると実技講習となりました。
小学生から大人まで模擬試合を行う中、
審判をします。
まだ打突の浅い低学年の剣士や気合鋭い高段者の先生方の試合など、さまざまな剣風を
拝見することができました。
試合を見るのと、審判するのとでは
雲泥の差でして、どの試合も疲れます。

自分は主審を担当したのですが、
自分が有効打突だと判断し旗を挙げても
残りの先生は無効とすることも何度か。
その逆もありました。

私が主審をしていた時ですが、
白の先生の「面」の
一本勝ちで「勝負あり」としたところ、
大先生から物言いがありました。

内心「何だろ何だろ」と心の汗が・・・。

大先生曰く
「赤の選手が鍔迫り合いの解消時に、剣先の触れない位置まで距離を取ることなくすぐに攻め入った時が3回ぐらいあったので、そこは合議の上、反則としてください」
とのこと。

自分は何も気づけませんでした。

自分の悪い癖なのですが、
審判の時 選手と近い位置どりを
してしまうことがあるのです。
遠景で選手を見れていないので、
選手の距離感に気づくことができなかったかもしれません。

副審をして頂いた先生にも確認したところ
「そうですね、何回かそういう箇所がありましたね」と言われました。

うー、情けない。

加えて勉強不足だと痛感したことは
鍔迫り合いから引き技を出す場合は
一呼吸以内だと認識していたのですが、

一呼吸とは(およそ3秒以内)

の認識がありませんでした。

それまで「一呼吸っていったい何秒よ」
一人で勝手に思っていたのですが、
明確に説明されていたのにも関わらず気づかなかった自分が悪いのです。

あー、あー、と猛反省

「たくさん恥をかいて経験を積んで審判技術の向上につとめるように」

最後に先生が述べられていました。
まだまだ恥をかく量が足りない、と
痛感した講習会でした。

まだ暑い中、自転車で近くのラーメン屋にて
一人反省会。汗だくになりながら
チャーシュー麺 大盛を食す。
いつもよりしょっぱく感じたのは
自分の涙ではないことを
付け加えておきます。




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