【かのぐみ絵日記】〜ツンドラ猫とバクグイ猫の徒然〜ep.37 by MATSUDA
今回は、かのことぐみの命名について。
実はこの2匹、うちへ引き取られるまで名無しでした。
保護されていた団体ではまだ新顔だったので、子連れのかのこはとりあえず「ママ」という通り名のみ、ぐみに至っては完全に名無しの子猫。
なので、彼女らにとっては初めての名前。
責任重大だ、さてどうしよう?としばらく悩んだものです。
何しろ名は体を表す、というしなあ……。この子らがどんな猫になるか、名付けにかかってるかも!?
まあでもとにかく元気で長生きしてくれればいいや。
そうだ、食べ物の名前をつけると長生きするって話を聞いたことある!
というわけで、お菓子とか果物とかの可愛い名前にしようと決めたものの、そこからまた悩むことに。
チョコとかマカロン? いやでも洋猫ってわけじゃないし……。
じゃあ和菓子? もなか? あんこ? 可愛いけどメジャーすぎてたくさんいそう……。
なんていろいろ考えてるうちに、ふと『かのこ』という響きが浮かびました。
確か、和菓子に鹿の子ってあったよーな……かのこ、かのこ、うん、この子かのこって顔してる! とりあえずこっちは決定!!
となると、もう一方も和菓子? もなか? あずき? うーんでもなんか違う気が……。
という感じで、ぐみに関してはもっと難航しまして、紆余曲折を経て結局お菓子のグミから『ぐみ』に決定。
なんとなく濁点の名前っぽい顔してたから(笑)。
そして、決定した後に気づいたのだけど、ふたつとも実は植物の名前でもあったのですよね。
鹿の子草と茱萸。
和菓子で揃えられなかったけど、一応共通点があるからいいかなーということで。
取材、執筆のためにつかわせていただきます。