見出し画像

飛び出せ!ヤクルトスワローズ!VOL.19〜クライマックスシリーズ突破!いざ!日本シリーズへ!

我がヤクルトスワローズが
なんと!日本シリーズ進出を決めました!

まずプロ野球にはセリーグとパリーグという
2つのリーグがあります

<セリーグ>
読売ジャイアンツ(東京ドーム)
東京ヤクルトスワローズ(神宮球場)
横浜DeNAベイスターズ(横浜スタジアム)
中日ドラゴンズ(名古屋ドーム)
阪神タイガース(甲子園球場)
広島東洋カープ(zoomzoomスタジアム)

<パリーグ>
北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)
東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天生命パーク宮城)
千葉ロッテマリーンズ(ZOZOマリンスタジアム)
埼玉西武ライオンズ(西武ドーム)
オリックスバッファローズ(京セラドーム)
福岡ソフトバンクホークス(福岡paypayドーム)

それぞれのリーグの6チームが
143試合を戦い
順位が決まります
この143試合がレギュラーシーズンです
今年は両リーグとも
2年連続最下位だった
ヤクルトスワローズ
オリックスバッファローズが優勝という
なんとも解説者泣かせの
まさにファンも泣いた結果となりました

オリックスバッファローズなんて
なんと25年ぶりの優勝でした
あのイチロー選手が在籍していた時で
阪神大震災の次の年に優勝を決めたという
あの「がんばろう神戸!」の
スローガンを掲げいた1996年以来です

プロ野球はレギュラーシーズンが終わると
クライマックスシリーズという
「日本シリーズ」をかけた戦いがあります
クライマックスシリーズ(略してCS)は
レギュラーシーズンの上位3チームに出場権利があります
なのでセリーグでは

優勝 ヤクルトスワローズ
2位 阪神タイガース
3位 読売ジャイアンツ

この3チームでのCSが行われました

まず3位と2位のチームが対戦します
先に2勝したチームが1位のチームとの
決戦に駒を進めることが出来ます
ガチンコの短期決戦なので
レギュラーシーズンの結果通りとは
ならない年もあります
今年もまさに
3位の読売ジャイアンツが
2位の阪神タイガースを
ストレートで破り
CSファイナルステージに勝ち上がってきました

そしていざ神宮球場でジャイアンツを迎えた
CSファイナルステージ
ファイナルステージは先に4勝したチームが
日本シリーズ出場となります
レギュラーシーズン優勝しているチームには
初めから1勝のアドバンテージがあり
さらにホームスタジアムで(この場合神宮球場)
試合ができるというメリットがあります

ヤクルトは大事な初戦に
プロ2年目若干20歳の
奥川投手を先発のマウンドに送りました
そしたらなんと!
この奥川投手、レギュラーシーズンでも
7回までしか投げたことがなかったのに
9回98球完封という偉業を成し遂げたのです!

100球以内に完封することを
マダックスといいます
若干20歳の奥川投手のマダックス勝利!
もう泣きそうになりました

2戦目は相手はエースの菅野投手に対し
こちらも24歳の若手高橋投手を当て
見事勝利!

そして日本シリーズにリーチをかけた3戦目
エース小川投手やベテラン石川投手ではなく
こちらも若手の原樹理投手でした

試合が始まってすぐの2回表
相手打者の痛烈な打球が
原樹理投手の利き手に直撃しました
マウンドでうずくまったまま立てない原樹理投手

画像1

このまま原樹理投手は降板となってしまいました
ヤクルトのベンチには
先発経験の豊富な田口投手や
スアレス投手がいるので
最悪この2人にロングリリーフをさせるかなと思っていたら
この予期せぬ出来事に
急遽登板となったのは
こちらも若手の金久保投手でした
金久保投手は急いでブルペンで肩を作り
いざマウンドに向かおうとした時に
伊藤コーチに言われた言葉があるそうです
「ヒーローになるチャンスだぞ」
原投手のアクシデントは残念ですが
金久保投手にとったら
この大舞台のチームの大ピンチで活躍したら
それはチャンスなのです
緊張でいっぱいだった金久保投手に
勝気を与えた伊藤コーチはさすがだなと思いました
そして金久保投手はこのピンチを
見事無失点で切り抜けました
本当にヒーローでした!

先発原投手の無念を晴らすように
負けていた試合を逆転し
最後は引き分けで終えました
引き分けでもヤクルトの日本シリーズ進出となります

パリーグの方も
オリックスが日本シリーズ進出を決めたので
今年はちゃんとリーグ優勝を果たした
2チームが順当に日本シリーズに進出するという
平和な結末となりました
本当にたまにですが
下剋上と言われるように
3位のチームがCS勝っちゃったりするんですよね

長くなりましたが
プロ野球の日本シリーズまでの道のりを少しと
ヤクルトのCSの戦いを今日は書きました
先の打球で骨折してしまい
日本シリーズに出られない原樹理投手のためにも
6年前の優勝時には
成し遂げられなかった日本一の称号を
手に入れて欲しいと切に願うばかりです

画像2

病院から帰ってきた原選手に
セレモニー中ずっと肩を貸し寄り添っていた
ベテランの坂口選手と川端選手の姿に
おばちゃんの涙腺は崩壊するのでした


いただいたサポートは毎月の書籍代に使わせていただいています!(たまにコーヒー)本当にありがとうございます!