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イベント感想:ORC(=純粋読書会)

参加してめちゃめちゃ面白かったのにそういえばどこにも何も残してないとふと思い出して。

【ORCとは?】

島根県出雲市にある素敵な本屋さん「句読点」で3月から開かれている読書会である。

「家ではなかなか集中できない人、最近読書できてない人、積読本を消化したい人、読書好きな人と交流したい人などにおすすめ」ということで3月末に参加してきた。

会の様子

火曜夜18時半集合
参加者には飲み物とおやつが配られる
この日は6人参加
〜20時まで各々黙々と読書

この日は私は
『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』
『オリエンタリズム』
『哲学のすすめ』
の3冊をとりあえず持ってきて
『哲学のすすめ』を読んでいた

20時黙々読書終了
その後は、お願いしていた夜食をみんなで食べながら、読んでた本の話や、いろんな話をした

言葉にまとめるとたったこれだけなんだけど、めっちゃ濃い会だった!!!

参加して感じたこと

・めっちゃ読書捗る

ここ最近で一番集中して本を読むことができた。
なんか普段読書する時って、スマホの通知が来たら見ちゃったり、人に半仕掛けられたり、集中が途切れることが結構ある。
だけど、この黙々読書タイムは18時半〜20時までの約1時間半はほぼ無音でずっと読書をすることになる。
この場では、カフェとも違い、周りの人も全員黙々と読書をしてるから、私も読書に集中しようって気持ちになりやすい。
最初の30分くらいは気が散ってるのが残ってるんだけど、後半1時間は時間があっという間だった。

・集中できるから、頭をフルに使いながら読書できてる感

今回私が読んでいたのは、『哲学のすすめ』という新書
小説を読んでいるとき、集中して読んでると段々小説内の景色が浮かんでくることはないだろうか。それで、映画化とかされて私が思ってた景色とちょっと違う!みたいなこととか笑
新書とかを読んでいるときは、私はそれと似たような感覚で、頭の中で、その書いてある理論とかが立体的になってくる感覚がある。(これなんて言えばいいんだろ!笑)
その感覚になるには、読書のゾーンに入ってないと中々できないんだけど、
今回の読書会では集中できる環境が整っていたので、ゾーンに入ることができて、読書がより集中して楽しんでできた

・安心できる空間で話せるから楽しい

そして黙々読書タイムが終わった後の、みんなでお喋りタイムがめちゃ楽しいのだ!
普段人とお話しする時って(もちろんどんな状況かには寄るんだけど)、結構予定調和というか、お互いに返ってくる言葉がある程度想定される会話をすることが多い気がしていて。(いい天気ですね、仕事ぼちぼちですね、世間話的な?)

だけど、この読書会では、
・どこから来たのか
・どうして参加したのか
・何を読んだのか
ここら辺の話から始まる。

本の紹介って、個人的に性癖の自己開示と似てるなって思ってて。私はこの本を読みましたって言うって、こういう感じのが好きなんだなぁって知られるのと一緒で。
性癖の自己開示と似てるから、なんだろう、とりあえずここら辺の話まではこの場でしてもいいんだなって察することができるというか

そして、別に1人でできる読書を敢えてこの読書会に参加しているということは、読んでいる本についてや読書とかについて話したいと思ってる人が参加しているということ。だから、いつもより話す尺を気にせず好きな本の話をすることができる。

なので、このお喋り会では、安心して話すことができて、結果20時に終わってから23時くらいまで3時間ノンストップでみんなで喋ってた笑
ほんとあっという間だったなぁ

まとめ

これ書きながら、普段の会話って何も考えずに話してるつもりで、めちゃ気を使いながら話してるんだなって思った。
読書もできて、安心してお話しすることもできて、美味しいお夜食食べることもできる、一石三鳥なORC。
また参加したい。


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