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ラジオ番組を作ってみた

突然だが、ラジオの配信を始めた。

以前より文章での活動は意欲的だったが、動画や配信の活動はあまり積極的では無かった。

ラジオは昔から好きだ。
小学生の頃にはFM802という関西の音楽ラジオを聴き始め、
中学生からお笑いラジオにどっぷり浸かり、
以降今までラジオとは切っても切れない生活を送っている。
テレビがラジオ、家にエンタメをどちらかしか置けないとすれば
ラジオを選ぶかもしらない。

じゃあなんでこんなに色々な活動に手を出しながら
話す活動はしてこなかったかというと、
話すことに対して自信が無いからである。

とはいえよく話す方だし、仕事で打ち合わせをすることもあるので
普段の会話では特別自信が無いわけではない。
ただ、配信するとなると別段優れた話題や能力が無いから、
話で活動するという発想が無かっただけだ。

なんだかそういうと文章に自信があるように思われるかもしれないが、
文章は昔から書いていたので、自信というよりは延長線である。
歩く延長線に走るがあるのならば、
生活する延長に書く、がある。

微塵も考えていなかったラジオを急にやる気になったのは、大学時代からの親友がちょこっと「最近Podcastで色んなラジオを聞いてて、私もラジオをやってみたい」と言ったからであった。
多分、これは予想だが親友もラジオをやりたくて仕方が無いというほど意欲的では無かったと思う。
ただなんとなくの発言だと思うのだが、それが私の中できっかけとなった。

私は学生時代熱心に勉強をしていたわけでも無いので、
文学や歴史に特別詳しいわけではない。
この界隈には有識者が沢山いるので、
創作している人たちに混ざって会話をしているときも
どこか天を見上げているような
「すごい人たちだ〜」という気持ちで会話を聞いていた。
勿論それは楽しい。しかしそういうとき、どちらかというとリスナーだ。

知識で勝るものは無い。
だから手を出せないでいたが、どうやらPodcastの配信というのは
どうでも良い話題や独り言のような内容も全然ウェルカムっぽい。

私たちは関西出身故、めちゃくちゃ話す。
くだらない話を永遠とゲラゲラ笑っている。
それなら寧ろ、ラジオ配信に向いているのでは??
善は急げである。
どうでも良いが、今年引いたおみくじにも「善は急げ」と書いていた。
これは幸先が良い。

私と親友は住んでいる場所が違うので
遠隔でも綺麗に収録する必要があった。
録音アプリはいっぱいあるけれど、通話の双方を同じ音質で収録したい。
バックアップも取らないと、収録したデータが撮れて無かったら悲しい。
それじゃあ、コラボ配信を使うしか無いのでは?

ぐるぐると頭を悩ませていたが、
いざ親友に話すと、
アップロードに使用するラジオ配信アプリの中で収録から編集も完結するらしいと聞いて驚いた。
時には難しく考えるより、単純に動く方が上手くいく。

収録するまでは色々と考えたが、
収録を始めてからは簡単だった。
寧ろめちゃくちゃ楽しかった。
普段と同じように親友と喋っている時間が、他の人にも還元できる。

自分の番組ページが出来る。
再生ボタンが出る。
嬉しい。
こりゃあ楽しさ100%の創作だ。
よく考えたら、オードリーのラジオが好きな理由に
フリートークが多いということも含まれている。
レベルが違うとはいえ理屈は近いかもしれない。

しかし収録といえどラジオは難しい。
無言をなるべく作らないようにしなければいけない。
決められた時間の中で意識すると、
相手の会話を途中で奪ってしまったりもする。
途中から、これは会話のキャッチボールじゃあなくてラグビーに近いなと考えてしまい、一瞬話を聞き損じてしまったことを謝りたい。
ラジオのえぐみに気付いてしまったが、収録を聞き返すと
「今話聞いてなかったな」という雰囲気がめちゃくちゃ伝わっている。
でもそれも面白い。

実際音質や細かいことに課題点は残っているが、概ね良好という感じである。
不定期更新ではあるが細々と更新を続けたい。


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