モロッコ料理のケフタを作る
この記事はmohikanz #cooking Advent Calendar 2020の8日目の記事です。
昨日はせつさんの『リモートワークのお供に油そばはいかが?』でした。見た感じ材料は全部家にありそうなのですが、肝心の油そばを食べたことがないような気がしているので、まずはお店に食べに行く必要がありそうです。
やっぱり正解を知らないとね……なんてことを言いながら、今日作るのは食べたことのないけどレシピカードは持っているモロッコ料理です!
ケフタってなんだろう……と思って調べてみたところ、ミートボールとかミートローフ系のひき肉ベースの肉料理の総称みたいです。モロッコではケフタと呼ぶようですが、キョフテ、コフタ、クフタなど国によってバリエーションが様々。
材料
ミートボール部分の材料
1. ひき肉(羊):500g(と書いてありますが、羊のひき肉って入手しづらいので牛でも豚でも合い挽きでも)
2. 玉ねぎ:1/2個(すりおろしたもの)
3. トマトピューレ:大さじ3
4. にんにく(すりおろし):小さじ2
5. クミンパウダー:小さじ1/2
6. ブラックペッパー:小さじ1/2
7. 塩:小さじ1
8. パセリ:2本くらい
スープ部分の材料
1. ニンニク:1かけ
2. ダイスカットトマト:1缶
3.トマトピューレ:100~120cc
4. 水:400cc
5. 塩、ブラックペッパー、パプリカパウダー、クミンパウダー:適量
ちなみにトマトピューレは上記の200gのものを丁度使い切りました。
ミートボールを作る
各種材料を量ります。
パセリはみじん切りにします。
ただの飾りにされがちな生のパセリですが、刻むと爽やかなとっても良い香り。羊の肉を使う時は、臭み消しに大活躍してくれることでしょう。
あ、玉ねぎをおろして使いますが、おろし切れなかった切れ端なんかは一緒にみじん切りにしてしまうと良いかと思います。
材料を全部まとめてボールにどーん。
ハンバーグの種を作る時の要領で捏ねてあげます。
全ての材料がいい具合に混ざったら、クッキングシートを引いた天板の上に、手ごろなサイズに丸めて並べていきます。
火を通すと一回りくらい小さくなるので、大き目でOK。
大きさにもよりますが、180℃のオーブンで10~15分ほど焼きましょう。
スープを作る
オーブンでミートボールを焼いている間にちゃちゃっとスープの準備をします。
まずはニンニクをみじん切りにして、オリーブオイルを熱した鍋の中に投入。玉ねぎを炒めている時の匂いも好きですが、ニンニクを炒めている時の匂いも好き。。おなかが空いてしまう。。
オイルにニンニクの香りが移り、ニンニクがきつね色っぽくなったら、ダイスカットトマトとトマトピューレをお鍋に追加します。
水分が多いので炒めているんだか、煮ているんだか、という感じですが、水を入れる前に火にかけることで、トマトの酸味が飛ぶ……らしいです。(受け売り)
数分炒めたら、用意しておいたお水を入れます。
丁度これくらいになるとミートボールが焼き上がります。
なんかこう……フツーにこのまま食べても、いいのでは……?
そんな誘惑を振り払いつつ、ミートボールを、焼いている時に出た肉汁や脂ごとスープに投入。
くつくつと煮ながら、塩・ブラックペッパー・クミンパウダー・パプリカパウダーで味を調えます。
ミートボールにちゃんと味がついているので、トマトの甘みを満喫したければ塩はなしでも良いですし、ブラックペッパーを多めにするとキリっとしますし、クミンパウダーを多めにすると異国感倍増。
いただきます
余ったパセリをちょっと乗せてあげたりしつつ、ご飯をお供においしくいただきました。
バターライスも合いそう。バゲットにつけてあげても美味しいかも。
スパイス強めにしておくとビールに合いそうなお味です。