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仕事の中でマネしたい、見習いたいがたくさん!『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?』(戸塚隆将)

「エリート」と聞いて、イメージすることは何だろう。

自分とは、かけ離れていて、違った存在。何か特別なことをいくつも考え、乗り越えてきた人、そんなイメージだろうか。

『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?』の著者である戸塚隆将氏は、ゴールドマン・サックス、ハーバード・ビジネススクール、マッキンゼー&カンパニーに従事していた。


ゴールドマン・サックス……………………世界最強の投資銀行、
ハーバード・ビジネス・スクール………世界最上級のビジネス・スクール
マッキンゼー&カンパニー…………………世界最高のコンサルティング・ファーム

というイメージで、まさに「エリート中のエリート」だ。

そんな戸塚氏は、「エリートに共通することで、広く共有できる形にすることに一定の価値があるのではないか」ということから、本書を書きあげた。

読んでみると、

・「一流」の人も、こんな基本を大事にしているんだ!

・ふだん、おろそかにしがちなことも「エリート」だってやってるんだから、自信を持って実践しよう、続けよう!

と思える内容だった。

実践しようと思った例をいくつか紹介する。

パーティーで見つかる創業メンバー

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の学生は、人との時間に投資することを重要視している。

目の前の勉強や仕事に励むことも重要ですが、何よりも友人・知人と一緒に時間を共有すること。そして、その結果、人とのつながりが広がっていくことが重要であると認識しています。(本書p21)

筆者は、ふだん人見知りで自分からは話しかけないタイプだ。しかし、この本を読んだことがきっかけで、来月10月から開講する上阪徹先生の「ブックライター塾」のメンバーとは積極的に話すようにしている。塾長をはじめ、みんなポジティブ思考の方が多く、とてもいい刺激を毎日受けている。


人間関係は名前を覚えることから

実は、HBSでは、教授は学生の一人ひとりの名前と顔、そしてバックグラウンドを覚えることに、大変な時間と労力を投入しています。……(中略)もし、自分を相手の記憶に残したいと思うのであれば、まずは自分が相手のことを記憶に留めることが大事ということです。(本書p23)

出会った人の名前を覚えて、会話の中や、次回お会いした時、すぐに「○○さん」と声をかけることができる人は、素敵だと思う。自分も、相手のことを知ろう、聞いてみようという気持ちになる。


どんなに多忙でも、週1回仕事と関係ない人に会う

週1回は、必ず社外の友人・知人と情報交換することは、視野と人脈を広げる目的で、とても効果的です。……(中略)そこから思わぬ発見があったり、新たな目標を見出したり、想像もしなかった縁に発展することもあります。(本書p38)

筆者は、この「note」を始めてから月1回ほど、インタビューをおこなっている。今までお話を聞いた方には、どの方からもポジティブな考えをもらい、筆者自身、励まされている。



エレベーターで他人を先に降ろす余裕を持つ

私は、心に余裕を持つ意識を持ち続けるために、日ごろ「アフターユー」を大事にしています。(本書P48)

心に余裕 ⇔ 行動に余裕

ポジティブ思考 ⇔ よい結果

が相乗効果で生まれる。筆者は、以前「マナー本」を執筆、編集したことがある。その時に感じたことは、

「マナーとは思いやり」ということだ。

エレベーターで人を先に降ろしたり、道を先に譲ったり、ドアを後ろから来た人の分まで開けておいたり。それらの行動は、やはり素敵だなと思うし、受けた相手もやさしい気持ちになって好循環が生まれる。


読んだら3倍考える、マッキンゼー流読書術

情報(インプット)そのものでは差をつけにくく、その情報からいかに自分なりの意見を持ち、さらには意味合いを導き出せるか(アウトプット)こそ、価値の源泉になりつつあります。……(中略)読んだ時間以上に考える意識をつけることが効果的です。元マッキンゼー日本支社長の大前研一さんは、「読んだ時間の3倍考えなさい」と言っています。(本書p57)

筆者は、こちらの「note」で、今書いている記事のように、読んだ本の内容を忘れないよう感想を書いている。しかし、短い記事をまとめるのも、結構な時間がかかる。上の引用部分は、そんな自分でも「いいんだ!」と思えて安心した。


紙とペンを手にオフィスを離れよう

マッキンゼーのコンサルタントは論理的思考力に長けていますが、最初から全ての事象を頭の中だけで論理的に組み立て、分解できるわけではありません。新人の頃から紙に書いて資料を作る。紙にまとめて発言する。紙に書きだして整理をする。このようなプロセスを積み上げてはじめて、ロジカルシンキングの力が高まっていくのです。(本書p70)

これも、「自分がこのままで、いいんだ!」と思わせてくれる箇所だ。

ふだん、話し上手な人がいると、「なんであの人は、あんなに長いことしゃべることができるんだろう?」と感心することがある。

しっかり論理的に自分の考えを話すには、「紙」にロジックをしっかり書いてからでしか発言できない自分が情けないこともあったが、「エリートの人だってそうやってるんだ!」とわかれば、自信につながった。

他にも、

p84 服装は没個性的なゴールドマンとマッキンゼー

p100 朝一にメールはチェックしない

p109 ゴールドマン流優先順位設定法

p164 会議で発言しないのは「欠席」と同じ

などは、マネしていきたい。

明日から、10月。コロナの影響で、やっと職場に復帰できる。

嬉しい反面、うまく働いていけるか不安もある。

この本から学んだことを実践していきたい。


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上阪徹のブックライター塾生。数学教員免許取得。出版社で算数・数学教材の編集を15年担当。ビジュアルから、わかりやすいものを作るのが得意。教材作成、Web、インタビュー記事、ブックライティングなど、仕事依頼は最下段の「クリエイターへのお問い合わせ」からご連絡ください。