『2024年問題』に対するKONOIKEの取組
今回も、先月に引き続き「2024年問題」について書きたいと思います。
前回は、「2024年問題」の概要及び「労働人口の減少」についてお伝えいたしましたが、今回は、当社の2024年問題に対する取組のご紹介となります。
1.モーダルシフト
2024年問題、物流業界の人手不足の解決のための取組に「モーダルシフト」があります。「モーダルシフト」は元々は環境負荷低減の取組で、トラックで行っている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することを言います
前回の記事でも触れましたが、日本全体の物流の90%以上をトラック輸送が担っています。そのドライバーの労働時間の制限が強化された今、鉄道や船舶を利用することは、トラックドライバーの長時間労働の削減にも繋がり多くの物流業者がこの「モーダルシフト」を推し進めています。
「モーダルシフト」の推進は、当社も例外ではなく、東京貨物ターミナル駅の拠点「東京レールゲート営業所」を中心に「東京ベイサービス」を展開しており、お客様の様々なニーズにお応えするべく、トラック輸送だけに頼らないサービスを展開しています。
2.スイッチセンター
「2024年問題」の対策に「スイッチセンター」の取組があります。長距離を走るドライバーは、その労働時間が非常に長いものとなります。それを防止するための取組が「スイッチセンター」です。
従来は、1人のドライバーが1泊2日または2泊3日かけて全行程を運行する長距離輸送を、複数台の車両(トレーラー)で「中継輸送」することで、ドライバーの負荷を低減できます。
当社では、業界に先駆けて2014年に、国内で一番物量が多い東海道の中間に位置する静岡県島田市に配送中継拠点「スイッチセンター」を設置。「スイッチセンター」でトレーラー・ドライバーの交代を行うことで、ドライバーはその日のうちに自宅に帰ることが可能になりました。
3.その他のサービス
当社の「2024年問題」「将来の人手不足」に関する対策は、この2つに限らず、多岐に及んでいます。ご興味のある方はぜひ、下記のリンクもご覧ください。
①鴻池運輸とトランコムが「トレインクロスドックサービス」で協業
4.終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございます。次回の記事でも「2024年問題」の対策について書きたいと思います。テーマは「共同配送」を予定しています。お楽しみに!
掲載内容(予定)
①共同配送とはどのようなものなのか
②輸出入と共同配送を組合せることで生み出せるメリット
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