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🌸コノハナサクヤヒメは天皇家直系の神様だった?!〜サクヤと一緒に日本神話を学ぼう〜①🌸

木乃華サクヤちゃんをきっかけに日本神話に興味をもってもらえればと、勝手に神話シリーズを始めることにしました。ででんっ!

今回はその第1弾です。

コノハナサクヤヒメを取り巻く八百万の神々について、知識を深めてもらえたら嬉しいです。
ただの神話好きなスタッフによる報告なので、記紀(古事記、日本書紀)による違いや諸説ありについて大目に見てください。



コノハナサクヤヒメは天皇家直系の神様だった?!

※画像はイメージです

いきなり天皇家の話?と思うかもしれませんが、コノハナサクヤヒメを語るには、まずはこの系譜をしっかり押さえておきたいです。

そうです!
コノハナサクヤヒメは天皇家につながる重要な神様なのです!!
…といっても、なかなかピンとこないですよね?

簡単に言うと、コノハナサクヤヒメのひ孫が初代天皇とされている"神武天皇"。つまり、コノハナサクヤヒメは初代天皇のひいおばあちゃんなのです。
その神武天皇から脈々と続いて、第126代目が今の天皇陛下ということになります。
今はほとんど見かけないですが、神武天皇が即位した年を元年とする皇紀というのがあって、今年は皇紀2684年。
たまーに、日めくりカレンダー🇯🇵なんかで皇紀が書いてあるものを見ることはありますが、あまりなじみはないでしょうか?

話がそれましたが、コノハナサクヤヒメは天皇家直系の神様なので、浅間神社に皇室の紋章である菊花紋なんかがあると、神話好きな私は、そうだよね〜と納得してしまいます。


天孫降臨って?誰が降臨したの?

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「アマテラスオオミカミ」
唐突にビッグネームでスミマセン。なんとなく聞いたことがある神様ですよね?
漢字で書くと天照大御神。太陽の神様と言われています。

言わずとしれた伊勢神宮に祀られている神様です。※1
太陽の神様なので、伊勢神宮の鳥居は真東を向いています。神様を迎え入れようという気持ちが伝わってきますよね。

こういうところに日本人の心を感じます。
ちなみに、神明神社など「神明」と名が付く神社はほぼアマテラスオオミカミを祀っている神社です。

そのアマテラスオオミカミ、この神様は、天上の世界に住んでいた神様です。
ちょっとわかりにくいんですが、神様は「天津神(あまつかみ)」と言われる天上の世界に住んでいた神様と、「国津神(くにつかみ)」と言われる地上で生まれた神様にわかれます。

その天津神が地上に降りてくるんですね。
で、誰が行く?ってなったときに、アマテラスの息子に命じたんですが、ビビって戻ってきてしまうんです。

そして、もう一回頑張れ、行って来い、ってなったときに、そのさらに息子、つまり孫のニニギノミコトに行かせましょう、となったわけです。
ニニギノミコトは稲作を持ち込んだと言われていて、豊作の神様として祀られています。

「天」照大御神の「孫」なので「天孫」。あるいは、天津神の孫…?
地上に降りてきたから、「天孫降臨」って言うんですね。まんまです。
降りてきた場所は宮崎県の高千穂と言われています。
聞いたことはありませんか?天孫降臨。宮崎の焼酎の銘柄にもあります。※2

芋焼酎。

日本酒じゃないのも気になります。
天孫降臨については、別途まとめたいと思います。

話はそれますが、天津神、国津神の「つ」。現代語の「の」の意味を持ちます。
現代でも残っている「つ」の使われ方がわかるのが「まつげ」の「つ」だそう。目の毛ってそのまんまですね。


アマテラスオオミカミの孫がコノハナサクヤヒメの旦那様

※画像はイメージです

ちょくちょく脱線してしまいスミマセン。
前置きが長くなりましたが、この天孫、ニニギノミコトこそがコノハナサクヤヒメの旦那様なんです!

地上に降りてきて、国津神であるコノハナサクヤヒメに会い、もう、すぐに惚れてしまうんですね。出会ってすぐに結婚したい、と前のめりで申し込んできます。

これで繋がりましたね。
アマテラスオオミカミ〜〜ニニギ〜〜〜神武天皇〜〜〜〜天皇家」ということで、コノハナサクヤヒメはなかなかすごいところに嫁いでいます。

アマテラスオオミカミを祀っている伊勢神宮と皇室の関係も理解できたかと思います。

ということで、今回はここまでです。
次回はニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの結婚のあたりを紹介できればと思います。


↓以前の神話に関する記事は、こちらからご覧いただけます↓

<参考文献>
※1 伊勢神宮公式HP(閲覧日:2024年7月)
※2 神楽酒造株式会社HP(閲覧日:2024年7月)


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