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20-4 梅すだれ 肥後の国

朝日が顔を出し、お柿と太郎を飲みこんだ暗闇を消し去った。海が太陽をを反射して輝き始めたと言うのに、そこに不釣り合いにも横たわる与兵衛がいた。

(いたずら好きのイルカがまた死体を運んで来たと!)

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