子供の習い事事情 | 親の希望と効果

我が家は共働きで、年中と小学校低学年の2人の娘を養育中、いつのまにか習い事のスケジュール管理に追われている。

友人らの影響等による本人の希望と、親の希望や期待、費用対効果など考えるポイントは沢山、我が家での対応例や考え方を紹介する。

■親の希望|生きていくのに必要な力を身に着ける

将来にわたり生きていくために必要な力として、可能な限り身に着けておいてほしいスキルは以下である。

  1. スイミング (MUST)

    自分と、自分の大切な人の命を守るために必須である。 学校でのプールの授業が減少しており、学校の授業だけで泳げるようになるのは難しいよう。適性があって好んでくれれば選手を目指す事も応援するが、命を守るための基礎技術としてある程度は習得してほしい。

  2. 英語 (MUSTに近いWANT)

    AIが翻訳してくれる時代になりつつもあるが、上手にコミュニケーションが取れなければ、時として危険な目に合うといったこともあり得る。
    また、リスニング力を身に着けるためには、幼少期より英語に慣れさせておきたい。

    私も幼少期より英語を習っていたが、中学で学び始めた人と比べ圧倒的にリスニング力にアドバンテージがあり、リスニング力を身に着ける事の難しさを感じ取っている。
    急ぎすぎる弊害もあるといったご意見もあるようであるが、多民族国家であれば、母国語と第二母国語+その他をシャワーのように浴びているであろう。日本では、機会を作らなければ触れる事が難しい。

■体験に投資|適性を見極め、得意を伸ばしたい

その他、基本的にはできるだけ本人の希望に沿いながら好きな事をさせてあげたいと思っているが、子供は情報量が少ないので「体験」させなければ、触れる事すらできない。

また、一流の選手やプロは幼少期から習っている例が多く、子供に「体験」させてあげなかったがために、一流の適性を見逃すことにもなるかもしれない。※親バカ思考に過ぎない可能性は高い。

一方で、一流の選手やプロを育て上げる有名どころでは、平日にみっちり練習していたり、土日であっても親の支援がかなり必要など、共働きの我が家では負担感の大きさなどから敬遠してしまう。

さじ加減は難しいのだが、まずは親も子も大きな負担がない程度に「体験」させ、様子を見ながら適性があれば、可能な限りの支援をしていこうかと思う。

■現在の習い事・投資額

上表に我が家の例を紹介させていただく。

土日に習い事を詰め込むと、旅行やその他休日イベントとの調整が難しいため、できるだけ平日に行ってもらっている。平日に行くために、送迎バス付や、徒歩で行ける範囲、園内習い事範囲で検討している。

土日の習い事は、振替が可能など柔軟な対応が可能な習い事とした。

体操・ピアノ・絵画 は娘達の希望により習い始め、塾に行かせている理由は↓に記載の通りである。
小1の壁|娘を塾に行かせる事に|木の葉 雫|note

尚、現在の習い事への投資額は上表の通りであるが、だんだん得意な事に絞りつつ、中学に上がる頃には部活も始まり、投資する項目も変化(塾などへ)するのではないかと、考えている。
また、ゴールデンエイジに、特に運動系は投資時期と思われる。

■習い事の効果

現在、長女の一番のお気に入りは「体操」である。
暇さえあればテレビの前にいた長女が、体操を始めて以降、暇さえあれば側転や逆立ちの練習をしているのだ。

びっくりするほどのスピードで、できるようになる長女。
私や夫が、得意気に「倒立前転」を見せてあげようとトライするも、無残な結果に終わり、、要領を得た長女は数回の練習で簡単にやってのけるのだ。

(悲しいかな。できていたはずの事が出来なくなる私たちと、どんどんできるようになる娘たち。)

夢中になれる習い事を見つけられた事は、大変良かったが、何よりも嬉しい変化は「自信」が付き、ピアノの練習や、学校や塾の宿題にも前向きに取り組むようになった事である。

■まとめ

子供の習い事への想い、我が家の例を紹介させていただいた。
なにはともかく、すくすくと育って欲しいと願っている。