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ラン活|小学生の驚愕の荷物量、ランドセルの機能性や必要性を疑問に思う

梅雨が2週間で明けたらしい。

毎日うだるような暑さが続く中、長女は荷物が詰まった重いランドセルに、1Lのお茶が入った重い水筒提げて、片道15分の小学校へ出発する。

今日の下校時刻は14時40分。気温は33℃の予報。
熱中症警戒アラートによると、「31以上=運動は原則禁止」の時間帯だ。

水筒のお茶は持つだろうか。
帰宅途中に熱中症になって倒れたりしないだろうか。

と、毎日とても心配だ。

■憧れのランドセルと健康被害

長女のラン活は、楽しみにしてた憧れのイベントの一つだった。
遂にこの時が来た!と、イベント会場へ出かけ、長女の希望をベースに、母と父が許容できるデザインのランドセルを購入した。

入学して暫くして、長女が「肩が痛い」という。
肩当パットを追加してつけてみたが、毎日ランドセルを背負うのもやっと、ヨレヨレと歩いていた。

■小学生の荷物量

長女の荷物を計測してみた。

とある日の長女の荷物量

私の荷物はパソコン、書類入りで6kg。

長女の荷物、重い。重すぎる。これを持って炎天下を15分!?
大人であれば、自転車やキャリヤー、車で運びたいレベルである。
水分も500ml程度を持参して都度購入可能だ。

■次女のラン活を前に

子供の荷物は体重の10~20%が適切とされており、20~30kgの低学年の子供であれば、重くても6kg以下が推奨される事となる。

京都では、軽くて安価なランリュックが使用されているらしい。

小学生が開発した「さんぽセル」も話題となっている。

差し当たり長女の担任の先生に、重すぎる荷物問題に対し、
・タブレット端末を持ち運ぶ頻度を減らせないか?
・ランドセルって必須?ランドセルの定義とは?

などと問い合わせしたものの、
・皆ランドセルを持ってきてますから。
・祖父母等が購入してくれた大事なものだったりするから。
・タブレット端末も折角買ってもらったものですから。

と、暖簾に腕押しの反応。

私が通学してた小学校では、4年生くらいからランドセルを利用している人は少なく、リュックサックなどを利用していた。地域性なのか、長女の小学校では6年生まで、皆ランドセルを背負っている。学校の入学案内にも準備物として「ランドセル」と記載あり。

ランドセルは6年使用する事を前提に、丈夫な作りで平均価格7万円ほどであるが、2万円程度の軽いリュックサックを約2、3年おきに買い替える形でも良いように思う。価格的にもランドセル価格と同額程度で済みそうである。

成長の著しい子供の好みは入学時と卒業時には変化してる可能性も高い。成長に応じた好みとサイズへ柔軟に対応する形でも良いのではないだろうか。

と思うものの、「ランドセルがデフォルト」の小学校で、明らかにランドセルでないものを背負うのは、きっと子供に嫌がられるだろう。

そのため、種々の機会を通して学校などへ意見しつつ、
・ランドセルにみえるリュックサック
・できるだけ軽くて機能性の高いランドセル

といった視点でラン活中である。