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靴の地下

ある所に靴飛ばしで天気を占うのが好きな男の子がいました。いつでもどこでも靴飛ばしをします。ある日のことです。裏山で男の子が靴飛ばしをすると、大きな穴の中に落としてしまいました。男の子が穴をのぞくと、女神様が出てきて、「あなたが靴飛ばしをやって、あたった回数は何回ですか?」と聞きました。男の子はこれまでの靴飛ばしをやった回数を覚えていたので、「やったのが321回で、そのうちあたった回数は182回ですと答えました。」女神様は、「あなたは正直ですね。靴は返します。それから182足の靴を差し上げましょう。」と言いました。男の子の靴は靴飛ばしをいっぱいするので、すぐボロボロになってしまうので、こんなに靴をもらって、男の子は大喜びでした。 そのことをみんなに話ました。それを聞いていた悪い男の子は、自分も靴をもらいたくて、わざと穴に靴を落としました。 そしてまた女神様が現れて、「あなたが靴飛ばしをやって、あたった回数は何回ですか?」と聞きました。悪い男の子は数えていなかったので、でたらめに「100かい」と答えました。すると、女神様は「あなたは嘘つきです!」と、怒って悪い男の子の靴をとって、土の下に帰ってしまいました。