6月11日授業ふりかえり

本授業は名前こそ「雑誌・Webライター」「情報学」という2つの授業のドッキングとなっています。ただ、大前提として学生はライターになりたいわけではないんですね。作家または脚本家志望が大半です。そのため、これまでライター(それも取材系ライター)むけの授業はやってこなかったんですが、あえて今回踏み込んでみました。それが「イベントレポート=絵日記理論」です。意外と本質を突いていると思うのですが、どうでしょうか?

でもって本来はこの日、文化庁メディア芸術祭の見学に学生をつれていくはずだったんですが、なんと火曜日が閉館日だったんですよ。授業は毎週火曜日だから行くことができない! なんてこった! まあ、せっかく先週の最後に文化庁メディア芸術祭についてかるく説明したので、今週は前半の授業で「当て原稿」を書いてもらい、最終日の6月16日に希望者だけで見学に行くことにしました。

その上で今回は去年あたりからタイミングを見計らっていたロジカルシンキングに関する演習を実施しました。この授業の最初の方でゴールデンサークル理論について説明した内容の続きとなります。ゴールデンサークル理論では「正しい問題を設定できれば、自ずと答えが導き出される」と考えますが、実際にはそんなに簡単にはいきませんよね。もちろん問題設定は重要です。でも、それと同じくらい解決法も重要だと思うんですよ。

実際問題として世の中の問題は常に複雑にこんがらがっています。これらに対処するには、まず問題を適切なサイズまで分割することが重要です。そうすることで問題の見通しが良くなります。その上で問題を適切な順番で順序よく解いていくことが重要です。こんな風に考えると、算数の文章題や数学の証明問題は、まさにこの考え方を応用していることがわかります。数学って大事ですよね……苦手でしたけどねw 皆さんは如何だったでしょうか?




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