4月23日授業ふりかえり

2回目の授業がスタートしました。ヒューマンアカデミー秋葉原校のシナリオカレッジでは学費にノートPC代が含まれており、必然的に一人一台の環境が実現されています(MSIのゲーミングノートPCでした。もう少し薄くて軽くて消費電力の少ないモデルでも良かったと思うのですがW)。

そこで前回できなかったブログ(Note)のアカウント制作から授業をスタートさせました。ブログの内容は問わない(創作小説でも日記でも授業の感想でもなんでもよし!)としたので、どこかで目にする機会があるかもしれませんが、その際は生暖かく見守っていただければ幸いです。

さて、授業は来週からゴールデンウィークに入りますので、今回で一区切りとなります。そこで「ブログは作ったけど、何を書いて良いかわからない」という学生が多く出ることが予想されましたので、動機付けの重要性について「ゴールデンサークル理論」の紹介を行いました。また、後半ではコンテクストという概念について解説しました。

ゴールデンサークル理論は「Why→How→What」の順に企画を立てるとヒットする商品開発ができるとするもので、サイモン・シネックによってTEDで講演され、大きな反響を呼びました。自分がこの理論について知ったのはアカツキさんの「『八月のシンデレラナイン』ビジュアル&UIメイキング ~」講演取材で、深く共感するところがありました。

また、コンテクストについては、「実践!ロジカルシンキング研修」(著:坂本健)を大いに参考にしています(本書は架空の研修の内容がストーリー仕立てで紹介されており、研修で用いられるスライドも掲載されているため、非常にオススメです)。昨年度から授業で使うチャンスをうかがっており、今回ようやく実現できました。

他にコンテキスト依存について自覚してもらうために、ネット上で一瞬バズッた「ファクトフルネス」のチンパンジークイズもやってみました(単純にやってみたかったんですね、はいw)。このテストはあえて質問が恣意的に作られており、13問中5点以上とるのが、なかなか大変です(授業でも5点とった人は少数でした)。こちらも手軽に実施できるのでオススメです。

最後に授業スタイルですが、前回同様にホワイトボード中心の授業を行うことにしました。事前にある程度、話す内容を決めておいて、ホワイトボードを使って説明して、授業後にその内容をもとにスライドを作って、復習用に配布する形式です。人数が11名と少なく、教室も小さいので、このスタイルが良さそうです。

ゴールデンウィークがあけると、いよいよ本格的に授業が始まります。まずはビブリオバトルをやってみるつもりです。1人5分で本の内容を紹介しあうもので、自分の感動した内容(=Why)を、的確に言語化し(=What)、聞き手に関心を持たせる(=Why)訓練になればと考えています。どのような本の紹介が行われるのか、今から楽しみです。

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