ヒューマンアカデミー秋葉原校でライター向けの授業をはじめました

こんにちは。ゲームジャーナリストの小野憲史です。本業以外にもNPO法人IGDA日本で運営をやったり、ゲームライターコミュニティやゲーミファイ・ネットワークで運営をやったりと、もぞもぞやっています。2017年からは専門学校東京クールジャパン(ネットウエイブから改名)で非常勤講師もはじめるなど、ますます幅が広がってきました。

そうしたなか、2019年4月から新たに総合学園ヒューマンアカデミー秋葉原校で非常勤講師を始めることになりました。同校ではこれまでにも、GlobalGameJamの会場をお借りしたりと、さまざまな形でご縁がありましたが、それがお仕事にまで発展した形です。具体的には今年から新設されるシナリオカレッジで、ノベルズ科の学生にむけて「情報学」「雑誌・Webライター」という2つの授業を受け持つことになりました。

もっとも、シナリオカレッジといっても学生の大半は脚本家志望ではなく、作家志望です。そのため学校の授業も、2年間で小説の書き方を身につけて、さまざまなコンテストに応募し、入賞させたり、デビューさせることを目的としています。ただ、「作品」を書かせるだけでなく、短い文章をわかりやすく書くことも重要だろうということで、ご指名をいただきました。

具体的な授業のねらいは下記の通りです。これを毎週火曜日の午後、3コマ目と4コマ目で90分ずつ、合計180分間の授業で教えます。前後期ともに12回ずつです。

情報学:作品を書くにあたり、情報を扱う力を学ぶ。取材方法、情報の整理方法、共有方法、発信方法を学ぶ。

雑誌・Webライター:ライティングの実践や、実際の発注形式に基づいた記事作成を学ぶ。

基本的には「依頼に応じて」「わかりやすい文章を」「短期間で書ける」ようになること。そして、そのために必要な「情報の収集・整理・活用」方法が学べるような授業にしていくつもりです。教室の中だけでなく、イベントを見学して、簡単なレポート記事を書いて貰ったり、インタビューの実践練習をしたりと、どんどん学外に出て行くことも考えています。

その上で課題についてですが、学生に自由なテーマでブログを書いてもらうことにしました。ブログは一番手軽で安価な情報発信の手段であり、セルフプロモーションにもつながりますからね。

もっとも、学生に書いて貰うためには、自分も実際にやってみなければいけない。というわけで、ずっと放置していたNoteを再稼働してみた次第です。授業の概要とか、講義してみての感想とか、はたまたゲームや取材の感想とか、どんな内容になるか不明ですが、コツコツ続けてみようと思います。お楽しみに!

※東京クールジャパンの授業については、別途ゲームライターコミュニティで更新を続けていきますので、こちらもよろしくです。

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