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Ep.1 休職させていただきます。。

まさか自分が休職することになるとは思ってもいませんでした。

2023年12月に適応障害で休職。現在、約4か月が経過しました。
まだ休職中ではあるけど、少しずつ過去を振り返れるくらいには回復してきたので休職日記を始めてみました。
と言っても、未だに不眠症などの症状があってしんどい日も多いので
スロー更新になると思われます。。(この記事も1週間近くかかった💦)

私自身、休職前や休職したての頃は休職した人のブログを読み漁っては、
「休職しても良いんだよ」と背中を押してもらえてる気持ちになったので
もし私の体験談で誰かの背中を押すことができていたら嬉しいな。


休職とは無縁のバイタリティ溢れた20代

社会人になって最初に勤めた会社はイベントプランナー。
面白いイベントを企画して集客が上手くいけば売上として結果が出る。
それがやりがいで、深夜まで残るのも休みに仕事するのも苦じゃなく、
「24時間365日いつでも連絡OK」を謳った、誇り高き『優良社畜』だった。
4年目からはマネジメントも経験し、人間関係も良好で不満はなかった。

ただ今後のキャリアが想像できず、もっと市場価値を高めたいと思い、
30歳手前で未経験でIT業界へ転職。
30代にもなるし、20代の頃のような無茶な働き方はやめて、
ほどほどに働いてプライベートも充実させたいと思っていた。

やりがいを感じていた転職後1~2年目

未経験でのIT業界への転職活動はめちゃくちゃ苦戦。
やっともらえた内定先はデータ人材のコンサル会社だった。
クライアント先に常駐してデータ分野の支援をするのがメイン業務。
特に転職後1年目は資格やスキルの勉強も並行して行っていたため、
大変ではあったがクライアント先にも恵まれ、少しずつ成果を出せるようになっていた。
2年目の春には同じクライアント先に常駐するメンバーをサポートしてまとめる立場になった。

なにかが崩れ始めた転職後3年目の春

順調だった生活に変化が起きたのは転職後3年目の春だった。
きっかけは昇進と環境の変化。
自社内のミドルマネジメントのポジションになった。
元々なりたいと思っていたポジションだったので、昇進した当時は嬉しかったしやる気まんまんだった。
メイン業務はそれまでと変わらず、クライアント先の支援とメンバーのサポート。そこに自社内でのマネジメント業務がプラスされた。

はじめこそ順調だったが、環境の変化も加わり少しずつ崩れ始めていった。
クライアント先の体制やメンバーが変わり、若手が増えたことで3年目の私が古株の立場になっていた。
メンバーのサポートをしなければいけない状況が増えたことで関わる案件も増え、1日のほとんどがMTGで埋まるようになった。
問題を起こしてしまうメンバーも相次ぎ、その度に謝罪と改善に奔走した。
サポート業務だけでなく、自分に割り当てられたタスクもこなさなければいけなかったが、自分の業務は定時後や休日にやれば良いと思い、周りのサポートを優先した。

日中はクライアントメンバーのサポートで様々な案件のMTGに参加し、
定時後には自社業務の会議や面談を行い、
遅くまで自社業務用の資料作りや自分のタスクをやってまた出勤。。
それでも手が回らなかったものは休日に対応して何とかこなしていた。

上司や同僚にもよく心配されていたが、愚痴ったり弱音を吐くのも好きじゃなかったし、できない言い訳はしたくなかったから明るく振舞っていた。
自分でも「まだ大丈夫」「頑張れる」と思っていた。
でも今思うと、そう思い込むことでギリギリを保っていたんだと思う。

異変が表れ始めた秋

慌ただしい日々を過ごしている中で、気づけば食欲がなくなっていた。
昼休憩を取らない生活のせいか、お腹が空くという感覚が湧かなくなり、
食欲はないけど何かしら食べないと不健康になるからとりあえず食べるだけの1日1食の生活になった。

他者を優先して自分のことを後回しにしているうちに、自分が本来やりたいことは諦めるようになり、仕事のやりがいも見出せなくなっていた。
メンバーが起こしたミスも自分事化しすぎて、「私がもっとこうしていれば」と自分を責める癖もついていた。
「しんどい」「逃げたい」という気持ちは日に日に大きくなっていたが、
「逃げたら周りに迷惑かけるし、責任感なさすぎるからダメだ」と常に自分の中で気持ちと戦っていた。

睡眠時間は短くなり、眠りが浅くて寝たのか寝てないのか分からなくなった。
自律神経は乱れ、日中は頭痛や吐き気で集中力も低下。
思うように仕事が進められなくなっていた。

頑張りたいのに頑張れない。
でもやらなきゃいけないから早起きしてパソコンを起動する。
訳も分からず涙がでた。

逃げるように休職した冬

「もう無理かもしれない」
そう思った時には、自分の状態がおかしいのかどうかさえ自分ではよく分からなくなっていた。
病院に行くべきなのか?病院に行ったらなんて言われるだろう?
頑張りが足りないだけって言われるかな?
逆に休職した方が良いって言われても、休職したら周りに迷惑かけちゃうし...
なんてグルグル考えていた時、
「仕事辛かったら休職して大丈夫だからね!」
と彼から言われ、その日のうちに病院に行くことを決めた。

心療内科を受診した結果、適応障害で3か月休職の診断。
翌日には会社に休職する旨を伝え、限られた時間で引継ぎをして
そのまま逃げるように休職した。

休職して1か月は申し訳なさと情けなさでいっぱいだった。
もっと自分が頑張れていれば…と何度も考えた。
けど何度考えても、仕事を頑張れている未来は想像できなかった。

背中を押してくれた言葉

それから4か月経った今、ようやくnoteを書くことができている。
休職してから今の状態になるまでアップダウンがあった。
その経過についてはまた後日ゆっくり書こうと思う。

病院に行くべきか、休職しても良いのか悩んでいたとき、
「辛かったら休んで良いんだよ」
そう言ってもらえたことにすごく安心したのを覚えている。
辛いことから逃げたら終わり、そう思っていたからこそ誰かに逃げることを肯定してもらいたかったんだと思う。
彼からの言葉がなかったら、その後もずっと逃げずに戦い続けようとして
ボロボロになっていたかもしれない。。

今もし、この記事を読んでくれている人の中に、辛くてどうしようもなくて逃げたいと思っている人がいたら、
「逃げても良いんだよ」と伝えてあげたい。
逃げることに勝ちも負けもないし、逃げたからこそ見つかる道がある。
疲れたら休む。ただそれだけのことなんです😌

私もまだまだ療養中の身なので無理せず、自分くらいは自分のことを甘やかしていきたいと思います!
(note書ききった!えらい!えらすぎの塊!祝いのビールじゃ~🍺笑)
皆さんも自分のことをちゃんと褒めて、甘やかしてあげてくださいね!

それでは、また次の記事でお会いしましょう~🍢



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