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本を読んだし、めっちゃ歩いてオタクと話をした日(2021.9.15)

今日も今日とて昼過ぎに起き、ぼ〜っと本を読んで、寝て、本を読んで過ごした。

「ただしい人類滅亡計画」(品田遊)やっと読み終わった〜!哲学的な要素が多くて、内容を理解するのが難しく途中で何度か心折れそうになった。でも最後まで読んだぜ。だって面白いんだもん…。反出生主義を初めて知ったんだけど「ふぅん、興味深いじゃん…」と読み進めていくうちに反出生主義者に同意する方向に自分が向かっていることに気づく。とにかく口がうまいんだよな、このブラックは。ただ終わりに近づくにつれ若干「あれ?本当にブラックの意見は正しいのか?あれ?」みたいな雰囲気が出始めて、真面目に道徳に向き合いすぎた結果出てくるボロみたいなのが現れ始め、そこを指摘する奴も出てきたりして面白かった。最後らへん、グレーずり〜と思いながら読んでた。ただ、反出生主義を完全に理解できたわけではないのでもう一回読み直そと思っている。

「妄想銀行」(星新一)も読んだ。久しぶりに星新一のショートショートに触れたけれど、とにかくスラスラと読み進められる。読みやすさではピカイチだと思う。どれくらいかというと、あまりに集中力が無いために2〜3ページめくると爪などを眺めはじめてしまう私が、一気に文庫本の半分を読めてしまうくらい。無駄な要素が一切無いというか、数行で描写の光景が頭に浮かぶのはやはり天才の所業だな〜と身をもって体感した。一話が2〜3ページで終わるのもいい。内容がすぐに切り替わるのでだらけないし、飽きも来ない。加えてめちゃくちゃ面白い。私みたいなのにぴったりの本。
星新一のショートショートは、どの話もブラックジョーク的な要素が多いように思う。私の友達はちょっと怖いから読めないと言っていた。ブラック寄りのユーモアが大好きな人は好きだと思う。

今日はオタクの友達と散歩した。3〜4時間くらいは歩いてたんだけど、ずっとオタク話をしていたからすごい。進路の話とか最近の悩みとか、シリアスな話をすることももちろんある。一方でそれらのシリアスな話題と大差無いくらい真剣な面持ちで「昨今の二次創作界隈は…」みたいな話を延々とするのは、私にとってとても大切で貴重な時間だと思っている。

全然関係ないけど、今日も今日とてどっかの部屋から
キォエ〜〜〜!!!!!!
みたいな笑い声に近い奇声が聞こえてくるぜ。
元気だね。いま夜中の3時半だよ。

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