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人生を好転させるための「糖代謝」を学ぶ

こんにちは。

今回は糖代謝についてお伝えしていきます。
絵もない殴り書きの文章ですので興味のある方だけお読みください。

以下のお悩みがある方にはオススメの記事です
・不眠症
・便秘や下痢を繰り返す
・元気が出ない
・呼吸が浅い
・頭がボーッとする
・気分のムラが激しい

糖代謝

 私たちは基本的には糖を主なエネルギー源としています。

エネルギーは呼吸をする、身体を動かす、頭を使う、排泄をする、食べ物を消化・吸収する、寝る、など生命としての営み全てに使用されます。

バックアップシステムとしてたんぱく質や脂質もエネルギー源となりますが

たんぱく質はアンモニアの産生、脂質は特に多価不飽和脂肪酸の場合、

神経や血管へのダメージが懸念されます。

よって、身体にとっては糖がエネルギーとして使えるということが

非常に大切なのです。

糖には大きく分けて3つ種類があります。

お米や小麦などの多糖類、砂糖や黒糖などの二糖類、果物や蜂蜜などの単糖類です。

それぞれ代謝されるまでの時間が異なります。

多糖類では約2時間、二糖類では約30分、単糖類では10分~15分程度で

細胞内に入りエネルギー源になるとされています。

多糖類を摂取した場合、唾液に含まれる分解酵素によって分解され、

その後膵臓から分泌される分解酵素で二糖類に分解されます。

小腸まで辿り着くと、小腸粘膜に存在する酵素によってブドウ糖や果糖といった

単糖に分解され、血中に放出されます。

その後、体内が健全な場であれば、インシュリンというホルモンの作用で細胞内にブドウ糖が取り込まれエネルギー源として使用されます。

しかし体内にPUFAやエストロゲンなどが多く健全な場でなければ

ブドウ糖の細胞内への取り込みはブロックされてしまいます。

PUFAやエストロゲンなど、ブドウ糖の細胞内取り込みを阻害する体内環境でも

細胞内に入り込める糖も存在します。それが果糖(フルクトース)です。

ブドウ糖と果糖がATP産生に至るまでの過程で大きく異なる点が2つあります。

1つ目は果糖の変換経路が極めてシンプルであることです。

2つ目に前述した通り、果糖の代謝経路は何にもブロックをされることがない

ということが挙げられます。

それゆえブドウ糖が利用できないシックネス・フィールドにおいても果糖は

エネルギー源としてスムーズに利用することができます。

血中に酸素が不十分な状態においても、解糖系とは別に「ワン・カーボン回路」

という回路で4ATPのエネルギー生産をしていることがわかっています。

また低酸素状態においてはブドウ糖が利用できないためピルビン酸に

変換されるまで果糖に変換する機能も備わっています。

それが「ポリオール回路」です。

ブドウ糖がエネルギーとして利用できない状態では果糖が大いに活躍します。

果糖を多く含む代表の食材が蜂蜜です。また蜂蜜は蜂の働きのおかげもあり、

果糖とブドウ糖がそれぞれ単独で存在するという糖のエネルギー代謝を

回すにはこれ以上適した食材はない特徴を持っています。

果糖でATPを産生しつつ、徐々にブドウ糖も利用できる環境にしていくことが、

シックネス・フィールドから糖のエネルギー代謝を回すための

セオリーになります。

免疫についてですが、糖代謝が回っている状態においては、

貪食細胞が活性化しマクロファージが、全身をパトロールし速やかに

侵入した微生物や古くなった細胞などのゴミ処理を行ってくれることが

わかっています。この過程では「炎症」すら起きません。


以上が糖代謝のまとめです。

寝る、呼吸する、身体を動かす、頭を使う、腸の調子

などに悩みを抱えておられる方は

糖代謝を改善させるための食生活を送りましょう。


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