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あなたはフェンダー派?それともギブソン派?

エレキギターの世界において、フェンダーとギブソンというのはいつの時代も2大巨頭として存在してきました。

もちろん他にも色々なメーカーが存在しますが、その殆どは(少なくとも初期においては)フェンダーとギブソンのいずれかのモデルをお手本にしていると言っても過言ではないと思います。

それくらいこの2社は偉大だと思います。

さて、様々なエレキギターを37年程弾いてきた僕が思うフェンダーとギブソンの大まかな違いを以下にまとめてみたいと思います。(もちろん例外もあります)

①PUの違い。
フェンダーはシングルコイル、ギブソンはハムバッカー。

②スケールの違い。
フェンダーはロング、ギブソンはミディアム。

③ボディ構造の違い。
フェンダーはソリッド、ギブソンはホロウ。

取り敢えずこんな感じでしょうか?
では次は個人的な好みの話になります。

先ず僕が今メインで使っているのはギブソンのL-5cesというフルアコとフェンダーカスタムショップのノーキャスターという…まぁテレキャスです。ちょうどギブソンとフェンダーになりますね。

①PU
僕のテレキャスはフロントだけハムに変更されていますが、リアはシングルです。L-5はハム2発ですね。僕はジャズギターの芳醇で甘いトーンが好きですし、ロックギタリスト時代はずっとレスポールを弾いていたので、ハムの方が扱い易いです。シングルも綺麗ですが、やはりノイズはちょっと気になります。

②スケール
断然ロングが好きです。なのでレスポール等はずっと使っていたクセに窮屈な感じがして好きではありません。テレキャスとL-5はスケール同じなんですよ。確か。持ち替えてもそこは違和感を感じないですし。

③ボディ構造
フェンダーを代表するストラトキャスターのボディは弾きやすさにおいては完璧なシェイプですよね。テレキャスだと裏側にコンター加工されていないのが普通なので、そこはちょっとだけ弾きにくいけど。対してL-5は大きいです。アコギ弾いてるみたい。

僕は今までなんだかんだで30本くらいギターを売買してきたんですけど、比較的ギブソンが多かったんです。なのでフェンダー派かギブソン派かと言われたらギブソン派になるんですけど、かと言ってフェンダーが嫌いな訳ではありません。

なんか僕の勝手なイメージですけど、フェンダーは軽快な感じ、ファンキーなカッティングとか、メジャー7th系のコードで綺麗なソウルのバッキングとか似合うのではないかなってイメージです。もちろんイングウェイやリッチーブラックモアやジミヘンのイメージもありますが。

対してギブソンは、やっぱりジャズとかハードロックのイメージが強いですよね。ウエス・モンゴメリーとかジミー・ペイジとか。太くて甘い音色って感じです。

あと色合いもフェンダーってなんかペパーミントグリーンとか鮮やかなブルーとかポップな色合いが似合う。ギブソンはサンバーストっていうか木目を生かした渋いルックスが多いですよね。

うーん、どっちも素敵だ。
あなたはギブソン派ですか?
フェンダー派ですか?

因みにこの曲はギブソンのチェット・アトキンスceというエレガットと、L-5cesを使っています。あま〜いですよ。

私の創作活動の対価としてサポート頂けましたら、今後の活動資金とさせていただきます。皆様よろしくお願い申し上げます。