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音楽は"ながら聴き"がおすすめ⁉️

現在の音楽の聴かれ方というのは、昔ながらのレコードをターンテーブルに載せたり、カセットテープをデッキにセットしたりして再生ボタンを押すのではなく、スマートフォンやPCからSpotifyなどのストリーミングサービスにつないでお気に入りのプレイリストを再生する。というのが主流だと思います。

CDやレコードであれば、自分でお金を出して購入したものなので、その収録曲すべてを聴こうとすると思いますが、ストリーミングサービスでは目当ての曲が始まるまで何回でもスキップをするかもしれません。それが今の世の中における音楽の聴き方であると思います。

なので当然作り手側もそういった環境に対応できるような楽曲作りをするわけですが、まずスキップされないようにするために、というか要するにリスナーに気に入ってもらうための結果をいち早く出すために、まずイントロを極力省く、そしてサビから始まるという手法をとることが多いです。いきものがかりさんが以前そのような手法を用いているとどこかで聞いたことがありますが、この手法は目新しいものではなく、昔からあります。

ただ現状がこうだからと言って、すべての曲がインドのなしでサビから始まるという状況になるのも、音楽と言う文化の側面を考えたらとても不健康なことではあると思います。やはり音楽とは作り手側が表現したいように作るのが1番だと思います。

ストリーミングだと1曲1曲がパッケージされていない分その曲毎の価値を感じづらいので、直ぐにリスナーが退屈と感じてしまうのであれば、僕は"ながら聴き"を推奨します。

家事をしながら、勉強しながら、事務作業をしながら、仕事をしながらBGMのようにストリーミングサービスから聴こえてくる音楽を流しておくのが一番良いのではないかと思います。

そうすれば長いイントロに嫌気がさしてスキップをしてしまうこともなくなるでしょうし、もちろん聴き流されてしまう懸念はありますが、"ながら聴き"の中からもしほんとに気に入った曲に巡り会えたなら、それは自分のプレイリストに入れるなどしておけば良いのです。

すぐにスキップしてしまうと、その後にとても良い展開が待っている素敵な曲かもしれないのに、その可能性を放棄してしまうことになるので、それはとてももったいないかなと思います。

そんなわけで僕はストリーミングでの音楽は"ながら聴き"をお勧めします。

という事で僕と妻のアルバムを"ながら聴き"してみて下さい。家事のBGMいかがですか?


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