時代遅れのアラフィフ親父は今時のバンドサウンドをどう感じるのか?
数年前から僕が感じている日本の今の若い人達のバンドサウンドの特徴とは、まずテンポが早い。180くらいとか。ギターはテレキャスなどのシングルコイルのクランチよりクリーンに近いカッティング。音数の多いメロディー。トライアドより7thを多用。とてもよく動き、時にはスラップも多用するベースライン。
アラフィフのおっさんにはとてもせわしなく感じてしまいます。演奏するの疲れそうだなぁと。
でもそれが「今」の時代の音なんでしょうね。否定する気は毛頭ありません。
この流れの根源はやっぱレッチリがいるのでしょうか?僕のルーツは70〜80年代ハードロックだったりするのでレッチリから新世代っていう明確な境界線があります。
僕、ハードロック少年だったんです。
長髪だったし、すんごいストラップ長くしてレスポール弾いてたし、あの頃の憧れのギタリストは、アンディ・マッコイとかジョニー・サンダースとかイジー・ストラドリンとかジミー・ペイジとかスラッシュとか松尾宗仁とかCCデビルとかトレイシー・ガンズとか。
でも段々と別のジャンルの音楽にも惹かれてきたのもあり…20歳前にニルヴァーナとかレッチリとかが出てきて僕のロックは終わったのだと思います。
レッチリは今は大御所ロックバンドって感じですけど、初期はリヴィングカラーとかフェイスノーモアとかと並んでミクスチャーとか呼ばれててロックって言うよりファンクみたいなイメージだったんです。
ってちょっと話が脱線しちゃいましたけど、とにかく今時のバンドサウンドの根源はあの時代にレッチリが登場したからではないか?と言うのが僕の邪推です。
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