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25卒 公務員試験 埼玉県庁 体験記

25卒 令和6年度埼玉県庁上級で最終合格、内々定を頂いたので、体験記を書こうと思います。

県庁って当然47個?あるわけで、それぞれもちろん全然違うでしょうし、情報が分散されるので意外とブラックボックスですよね。
私も結局埼玉県庁についてはほぼ情報なく突っ込んだ気がします。でも、多分みんなそんなもんだと思います。あと、ネットにあるめちゃくちゃ高品質な体験記一つをめっちゃ読みました。あれすごいですよね。あれに憧れるので書いてみます。



その他の公務員試験はこちら

全体の流れ


申し込み:
4月 23 日(火) 9:30 から 5月8日(水) 17:00 まで

一次試験筆記:6月16日(日)
   
筆記合格発表:6月 25 日 (火)

二次試験 論文試験:
【1日目】 7月8日(月)~11 日(木)
二次試験 面接試験:
【2日目】 7月 29 日(月)~8月 16 日(金)

最終合格発表:8月 27 日 (火)

意向聴取:9月上旬

筆記試験


一次 筆記試験

教養試験 【50 問中 40 問選択解答】
【知能分野】22 問必須解答 【知識分野】28 問中 18 問選択解答

専門試験 【50 問中 40 問選択解答】
政治学、社会政策、行政学、憲法、行政法、民法、刑法、労働法、経済学(経済原論、経済政策、経済史)、財政学、国際関係、経営学


地方上級は問題冊子を持ち帰れず、回答も出ないため、過去問は存在しませんし、自己採点はできません。ですので、正味、天命を祈るしかありません。私のようにほぼ勘で解いている人間からすると、手応えはほぼありません。教養は国家より簡単かな?くらいでした。

埼玉県庁の一次試験は例年、伊那学園でやるそうです。
すごい大きな学校で、すごいな・・・となりました。この筆記の席順は受験番号で決まっている訳ではなく、来た順で番号が振られ、何番教室の何番の机に座るように、と誘導されるので、本当にここであってるのか?とちょっと不安になります。そういう時は周りの人に聞きましょう。
同時に学校事務の試験もあるので、昼までで帰って行く人を横目に午後まで頑張りました。

また、受験票がそもそも小さいのに、さらにちぎり取られて、受験票の半券がめちゃくちゃ小さくなります。これ、意外とずっと使うので、無くさないようにしましょう。失くしてもどうにかなりますが、一応保管しましょう。
小さな受験票をずっと握りしめているの、面白いですね。

この一次筆記試験で、配られる書類に面接カードが付随されていますが、HPでもダウンロードして、入力できるので、デジタル至上主義の私はそうしました。

6/25にHPで合格した番号が発表されます。頑張って自分の受験番号を探します。
次に、7/1までにHP上で受験番号ごとに二次の論文試験の日程が発表されるので、確認します。個別に通等などはないので、ちょっと不安になりながら行きます。
会場が大宮ソニックシティで、行きやすくてありがたいですね。全ての試験を大宮でやって欲しいものです。


二次 論文試験

国家などでは一回で選択肢問題と論文試験もすることが多いですが、県庁は分けて実施するんですね。
筆記なので、普通の格好で行ったら、結構クールビズっぽい格好の人が多くて、びっくりしました。もちろん、面接ではないので服装を注意されることはないです。あんな量の受験生をいちいちチェックしているわけないですし。

これは受験番号ごとに席が決まっていました。ポツポツと来ていない人がいましたが、割と来ていました。
最初に論文試験があり、その後知能検査がありました。

論文試験はスポーツ振興についてでした。マイナーすぎて意味わかりません。埼玉県庁、去年はVTuberについてとかで、すごい、気を衒いすぎてて怖いです。さすが革新派の知事のお膝元ですね。これはもう対策の仕様がないので、頑張って書きましょう。書けばどうにかなります。

次に、知能検査と性格検査でした。国税でもやった100問の性格検査と、ひたすら数字を足していく知能検査をしました。
これは健常発達なら何も問題ないと思います。自動車教習所に入る時の知能検査と同じようなものだと思います。最低限のIQと発達検査です。

面接試験


面接の日程に関しては、7/22までにHP上に掲載されます。受験番号ごとに日程が掲載されています。論文試験に来ていない人が省かれているので、一次合格者より若干人が減っています。

会場は埼玉会館でした。
一日の朝から晩まで10個の時間に分かれていて、一つの時間に5人ずつ、それが2フロアありました。つまり、10×5×2の100人を1日に面接するということです。その表を見て絶句しました。すごいですね。すごい規模感です。行政職だけでなく、専門職も日程が混ざっているようでしたが、それでも1日100人が、土日除く2週間続くって本当にすごいですね。



面接カード

1 県を受験した動機について具体的に書いてください。
埼玉県庁を志望する理由は、地域社会の発展と県民の生活の質の向上に貢献したいからです。 埼玉県は豊かな自然環境と歴史・文化を大切にしながら、持続可能な都市づくりに取り組んでお り、このバランスの取れた発展に魅力を感じました。多様な行政サービスを提供し、県民のニー ズに応える政策に携わることで、地域社会に貢献したいと考えています。

2 採用された場合、従事してみたい仕事について具体的に詳しく書いてください。
福祉課における、子どもに対する政策や支援に携わることを希望しております。大学で臨床心 理学と福祉を専攻し、特に発達障害や精神疾患を抱える子どもたちとその家族への支援の重要性 を学びました。この学びを活かし、子どもの権利を守りながら、家族全体の福祉を向上させる施 策の企画・実施に携わることで、埼玉県の未来を担う子どもたちが安心して成長できる環境を作る一助になりたいと考えております。

3 これまでに力を入れてきたこと又は誇れるような体験や知識・特技などについて、書いてください。
臨床心理学系のゼミで、グループ研究のまとめ役として活動しました。メンバーの知識や意欲 に差がある中、週2回の会議を設けて疑問点や意見を整理し、積極的に解決策を模索しました。 また、文献の収集、アンケートの配布、進捗管理を行い、各メンバーの得意分野に応じた役割分 担を行いました。その結果、全員の協力で学内の200人にアンケートを実施し、40ページの 文書を作成しました。最終的に教授への発表で高評価を得ることができました。

4 ボランティア・地域活動等について書いてください。
東京オリンピックの際に、1週間ほどボランティア活動に参加しました。省略

卒論テーマ、ゼミ
臨床心理学系ゼミ

バイト経歴
イベントスタッフ

趣味等
映画鑑賞、スノーボード

志望動機が書けなすぎて、キャリタスをたくさん見ましたが、みんなふわっとしてたので、こんな感じでいいのか〜となったのですが、普通に自分の首を絞めることにはなります。
面接では満遍なく聞かれました。


面接内容 1回目

面接は2回あります。
一回目は、大部屋でパーテーションも何もないところで5人が一斉に面接します。マジで普通に横で面接してるのが目視もできるので、すごい緊張しますし、何だか気恥ずかしいです。とはいえ、自分のことで必死なので、隣の人の面接は全然わからなかったです。面接官との距離が結構遠くて、周りの声があるので、面接官の声が結構聞こえにくかったです。
面接官は2人で、若手、中堅くらいなのではないでしょうか。女性と男性でした。
私が、かなりふわっとした面接カードを書いたせいで、普通にやりづらかったです。面接カードはちゃんと書いた方がいいですね。


質疑応答 面接1回目

面接官:では、さっそくなんですが、埼玉県庁を志望した理由を教えてください。

自分:はい。私は地元である埼玉県で育ってきて、とても住みやすいと感じております。埼玉県は、東京に近く交通の便が発達しており、産業が盛んな一方で、自然が多くある場所もあり、そのような住みやすい埼玉県の街づくりに貢献したいと考え、志望しました。
(マジでふわっふわの志望動機です。自分でも何を言ってるのかよく分かりません。)

面接官:そうですか。この、産業や自然がバランスよくあり、持続可能な街である、と書いてありますが、これは具体的にどういうことなんでしょうか。

自分:(うーん……それは私もわかんない〜😅チャットGPTがそれっぽいこと書いてくれたやつだから〜)
そうですね……。やはり、首都に近く、大きな産業をできる一方で、自然豊かな第一次産業も盛んで、それの循環、みたいな感じでしょうか……。
(全然何言ったか忘れたけど、これくらい無理ある訳わかんないことを言いました。めっちゃどもって、うーん……とか、ですかね😅みたいな感じで、口篭ってても、何かを答えるまで待たれてしまって、本当に勘弁して💦ってなりました。)

面接官:◯◯さんは福祉系に興味があるようですが、これは児童相談所の勤務とかも希望しておられるんですか?

自分:(そんなわけないやろ〜😅)
 そう、ですね……。子どもに対する支援に関心があるので、支援政策などに関わりたい、と考えていますが、現場で働くというのもひとつかな、とは思います・・・。

面接官:◯◯さんは、埼玉県が現状どのような課題があって、どう改善したらいいと考えていますか?

自分:そうですね。やはり、埼玉県は東京のベッドタウンとして、人口が増加している地域もありますが、減少している地域もありますので、それに対して、さらに子育て支援を充実させていくだとか、人口の流出を止めるために県内の産業をさらに発展させることが必要かなと思います。
(わかんないので、月並みな人口減少ともっと発展したらいいね、という意見を言いました。内心、知らないよぉ〜TTになってました。)

その後は面接カードに沿ったコンピテンシー面接でした。
自分の性格や考え方についての受け答えは本当のことなので、いくらでも話せますが、志望動機はマジでむずくてしんどいですね。
マジで全然答えられなくて死ぬかと思いました。あー、落ちた……って、結構本当に絶望しました。


面接内容 2回目

一回目の面接が終わり、同じグループの4人が同じタイミングくらいで退出して、待合室に帰ります。
10分弱間があってから、2回目の面接になります。違う部屋へ1人ずつそれぞれ向かうことになります。
2回目は、大きな部屋で、少しベテランの男性3人の面接官と自分1人での面接でした。距離感は遠かったです。一回目の面接内容などは伝えられていないのではかと思います。
真ん中の面接官の方がめちゃくちゃニコニコしていて、別に優しそうという意味ではないんですが、アルカイックスマイルのような薄寒さはありましたが、言葉尻が快活で、これまでの面接で一番やりやすかったです。


質疑応答 2回目

自分:よろしくお願いいたします。

面接官:よろしくお願いします^^〇〇さんはオリンピック見てますか?

自分:はい!ちょうど昨日も見てました。

面接官:何の競技とか見てますか?

自分:そうですね。体操とか柔道とか見てました^^

面接官:そうですか〜。一回目の面接ではどうでしたか?どんなこと聞かれましたか?

自分:そうですね・・・。すごく緊張してしまって、ぐちゃぐちゃってなっちゃったところもありましたかね。聞かれたことは、志望動機、ガクチカ、性格、人との接し方、とかですかね。

面接官:そうですか。では、また同じことになってしまうんですけど、志望動機について、教えてくれますか?

自分:はい。私は、地元である埼玉県で働きたいというのがまずあって、また、埼玉県は東京に近く、交通の便が良くて、暮らしやすいですし、自治体の中でも経済の規模が大きいため、県庁であれば、より規模の大きい政策などに携われると考え志望しました。
(うる覚えですが、地元で働きたい、という志望動機は現実的で、辞退しなさそう、という印象づけになるんではないかと思って、言った気がします。)

面接官:今、面接カードに書いてあることを短く話してくださって、埼玉県を褒めてくれたと思うんですが、〇〇さんが思う埼玉県の違うところってどんなところですかね?他の自治体を受けてないかもしれないのでわかる範囲でいいんですけど。

自分:そうですね・・・。あまり詳しいわけではないのですが、まず東京や神奈川と比べると、経済の規模感がやはりそこまで大きいわけではないのかな、とは思います。一方で、群馬や茨城、などよりは首都に近くて、交通の便もいいので、東京に働きに出るような人が暮らして、経済活動が活発なのではないかと、思います。
(これはマジでわかんなくて、月並みのことを言いました。誰に対してもディスる意図は何もありませんよ!こう言うしかなかったんです!)

面接官:〇〇さんは、転職する予定とかありますか?
(少し面接慣れしてなさそうな面接官の方で、質問の仕方がちょっと、不自然?な感じでした。)

自分:?もちろん、公務員でずっといたいと思っています。
(公務員志望で転職予定のやつとかおるんか?となりながら。)

面接官:出世とかしたいですか?

自分:そうですね。行けるとこまで行きたいですね!
(女性の管理職不足の話でしょうか?全然出世興味ないけど、とりあえず快諾しました^^)

面接官:〇〇さんなら副知事までいけますよ!
(某県知事のパワハラ騒動を見ると怖いですよね。)

面接官:〇〇さんは臨床心理系を学ばれているそうですが、そちらの専門職の方に進むとは考えなかったのですか?
(これどこでもかなり聞かれました。)

自分:そうですね。心理系の専門職も考えたのですが、それだと、自分からメンタルの不調を訴えて助けを求めにくる方としか繋がれないので、そうなる前に、幅広く社会的弱者を救うことができるような行政職の方がいいかと考えて、志望しています。

面接官:資格とかは取っていないんですか?

自分:はい。何か資格を取っているわけではないです。一応、大学では、院まで進めば公認心理師を取れるプログラムを取ってはいるのですが。

面接官:それは、院に行かずにどうして就職なさるんですか?

自分:そうですね。一応、学部までの取得要件の授業をとって入れば、いつか院に進んでから資格も取れるかな、と思って一旦は働いてみたいな、と考えたからです。

面接官:じゃあ将来的には取るかもしれない。キャリアアップ、みたいなことを考えているわけですね。

自分:そうですね。機会があれば。
(社会人になって院に行く想定は正直全然ないんですが、キャリアアップくらいさせろよ!と思いました。でも少しでも退職者を減らしたいそうなので、マイナスかも〜と冷や汗をかきました。)

面接官:〇〇さんは、そういうメンタルヘルスについて学ばれているそうですが、県庁としても昨今は職場のメンタルヘルスについて勉強しないとな、と考えているんですね。それで、〇〇さんが学ばれている中で、ストレスがかからないようにするための工夫などはあるんですか?

自分:そうですね。卒論のテーマでもしているんですが、反芻という同じことを繰り返し考えてしまうというのがあって、ただこれは、考えてもどうしようもないことをぼんやりと考えていると落ち込んでしまうんですが、具体的に予定などを考えると問題解決にもつながると言われていて、そのような考えてしまうことの考え方を具体的にしてみたり、そのようなことをしています。

面接官:そうんなんですね。我々としても、そのような職場のメンタルヘルスについての理解を進めていかないとな、と考えているんですよね。

面接官:バイトの欄なんですけど、今までの臨床心理からイベントバイトっていうのは、なんていうか、唐突な感じなんですけど、どうしてそのようなバイトを?

自分:はい。それは自分がエンタメを好きなのと、人と関わる仕事なので、興味でやっていました。
(バイトに脈絡も唐突も何もないだろ、と思いながら。)

面接官:興味のある仕事はありますか?

自分:そうですね。福祉系の子ども支援をやりたいと考えています。

面接官:それ以外では何かありますか?

自分:そうですね。地元が観光地なので、観光の広報やオーバーツーリズムなどを身近に感じるので、そのような観光についてやってみたいですね。

面接官:それ以外で、何か学校で学んでいたりすることで、何か興味のある仕事内容とかありますか?

自分:そうですね・・・。やはり、こどもについても学んだので、学校関係、とかですかね・・・。
(え?!まだ聞くの!?となりながら、苦し紛れに答えました。)

面接官:県庁ではたくさんの業務があるので、必ずしも希望の部署にはならないと思うですが、そういうのは大丈夫ですか?

自分:はい。さまざまな仕事に関われるのが県庁のいいところだとも思っているので、大丈夫です。

面接官:では、〇〇さんが、公務員に必要な性質は何かと考えているか、そして〇〇さんが活かせると思っている理由について教えてください。

自分:はい。まず、公務員は民間とは違って、利益を追求するのではなくて公平に人にサービスを提供するものだと思うので、そのような公平性が必要だと考えています。また、さまざまな業種や志向を持っている人と関わるような業務だと思うので、その際には自分の考えを押し付けるのではなくて、話を聞いて、妥協点を見つける必要があると思います。そのような点で、私の聞きとる能力、というのが活かせると考えています。

面接官:そうですか。では最後に、〇〇さんは今健康ですか?

自分:はい。とても健康です^^

面接官:では、本日はありがとうございました。

自分:はい。本日はお時間いただき、ありがとうございました。


こんな感じでした。かなりうる覚えです。これはもちろん断片的ですし、自分の回答は結構違う気がします。雰囲気で見てください。
1回目より全然話しやすかったです。1回目は志望動機のツッコミがきつすぎた。2回目はコンピテンシーの比重が大きくてよかったです。
面接が終わったら、そのまま直帰なのですが、帰りに向かいの面接室から声が漏れ聞こえたのでちょっと耳をそばだてたら、結構固い感じで、セリフの暗唱している感じだったので、え!?面接ってこんな感じなの!?になりました。自分は暗記が全然できなくて、結構その場で話している感じでやっていたので、びっくりしました。集団面接とか一回くらいしたかった〜。マジでわからん。セオリーというものが。


最終合格・意向聴取


8/27にHP上で、合格者の発表があります。
数日以内に、郵送で意向聴取の日程が書いてある書類が届きます。
それに、休日出勤や出直の可否についてのアンケートと簡単な履歴書が同封されており、意向聴取に提出します。
これは、HPに書類のエクセルがあるので、デジタル入力もできます。
ただ、履歴書がA3なので、コンビニで印刷しました。


意向聴取


会場は埼玉会館です。
意向聴取とは言いますが、かなりしっかり面接です。
落とされることはないですが、30分近くちゃんと志望動機から、ガクチカや性格、エピソードなどを聞かれます。
広い部屋で面接官は4人でした。距離感は遠いです。
全員、パソコンをカタカタしていて、何をそんなメモることがあるんや、と思いながら話してました。
自分はもう9月になって、就活モードが抜けていたため、めちゃくちゃふにゃふにゃの受け答えをしました。

面接内容

履歴書の経歴についての色々な確認ののち

面接官:併願状況は国税と国家一般職とありますが、もう結果は出ているのでしょうか。

自分:はい。国税と国家一般職の外局の内々定があります。

面接官:他にはないですかね。

自分:あ、特別区の最終合格があります。

面接官:区面接の予定はあるんですか?

自分:第一提示区を断ったので区面接はやってないです。

面接官:そうなんですね。それらの志望度はどんな感じなんでしょう。

自分:そうですね。正直迷っていて。

面接官:どのような点で迷っているのでしょうか?

自分:大学で学んだ福祉系などが活かせると思って志望しました。国家はやはり県を跨ぐ転勤があるかもしれない一方で、県庁は県内ではあるので、その点に迷っています。

面接官:そうなんですね。大学で学んだことを活かすというのは具体的には、どんなことに活かせるんでしょうか。

自分:そうですね・・・。活かす・・・。具体的には活かせるかわからないんですけど、興味がある、というか。
(マジで頭真っ白になった。7月ならもっといい感じに答えられたと思う。)

面接官:希望の仕事内容は、子ども支援や産業、観光、と書いてありますが、どうしてですか?

自分:そうですね。大学で福祉や心理について学んでいたので、子供についてやりたいと考えています。

面接官:観光、産業というのはたとえばどういうものですかね?

自分:そうですね・・・。観光は、地元が観光地なので興味があったのと、産業については、あまり具体的なものではないんですが、企業誘致とかそういうのをやるのかな〜と思っています。
(もうかなり舐めた受け答えをしています。しゃーない。)

他、どうしてその学部に、部活、バイト、サークル、困難だったこと、人との接し方について。

面接官:子供の支援について、興味があるとのことですが、高齢者や障害者支援についてはどうでしょう。

自分:(いやだ〜!)・・・興味あります!

面接官:県庁だと、学校での事務や、美術館、博物館、図書館などで、先生、学芸員や司書など職種の違う人と働くことがあるのですが、それについてどうお考えですか?

自分:すごくいいと思います!興味あります!

他、自分の性格、どういう人だと言われるか、そのエピソード、自分のいいと思うところ、ダメだと思うところ、それを治すために心がけていること、など。

面接官:では、これで内々定となります。何か質問や一言などあればどうぞ。

自分:県庁は仕事内容がさまざまなのが特徴だと思うのですが、それで大変だったことと面白かったことなどあれば教えてください。

面接官のお話

自分:本日は貴重なお時間いただきありがとうございました。


面接内容はオーソドックスなものです。私の受け答えはマジで舐めた感じの聞かれたことを答えるだけの、媚びすらない、自己PRもない感じで話してたんですが、落とされることはないです。よかった。

県庁も内々定となりました。内定辞退は少なくとも10月末までにご連絡ください、と書いてありました。

それと、帰りについでに県庁に行って、成績開示をしました。
成績開示できる部署に行って、受験票の半券を見せて、成績開示したいんですけど〜というとしてくれます。成績が書かれたファイルを見せてくれて、自分でメモする形です。

成績開示

教養 70/100 専門 63/100
論文 52/100 面接 230/300
総合順位 100位くらい


まぁこんなもんですね。
論文の得点のボリュームゾーンはどこなんでしょうか。
まぁ受かればいいです。


終わり

どうしようかな〜
まだ迷ってます。

意向聴取の情報が全然なくて、数年前の5ちゃんねるしかなくて泣きました。結局何も準備はしませんでしたが。

エントリーした時は県庁の方が規模でかいからいいんじゃないかと思ってたんですけど、なんか本当に働くとしたら、立地とか給与とかが現実味を帯びてきて、県庁だと県内でも遠くに転勤させられたらやだな〜とか、あの庁舎古くてやだな〜とか思ってきて、さいたま市役所いいな、となってきました。政令指定都市も確かにありだったな。市役所とはいえ規模が大きいですし、絶対市内なわけですから、それやっぱいいな〜になりました。

う〜ん。難しいですね。

これで一応、最終合格をもらった公務員試験は終わりです。
裁判所事務官も受けて落ちたので、不合格体験記もさらっと書くかもしれません。




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